京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2024/3/4~3/6 FC東京杯&京王電鉄杯&デイリースポーツ杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2024/3/1
シリーズ注目選手

高橋 築 東京・31歳
ホームバンクなら時に5割増しの力強さ
走り方を熟知したホームバンクで、3割増しは当たり前。時には5割増しとも思える力強い走りを見せる。昨年は落車で調子を崩した時期があったが、近況の動きを見る限り大きな不安はない。どんな番組でもメーターを振り切ったパワーで、地元Vへ一目散だ。

佐藤 礼文 茨城・32歳
2月岸和田Vと追い込みの技術向上中
年明け初戦の当地戦で決勝2着。2月岸和田決勝では、地区の違う伊藤信目標から、直線で伸びて優勝を飾った。追い込みの技術が向上中で、脚力強化の練習も実って、タテ足にも磨きがかかってきた。1つでも上の着を目指す気合の走りで、V戦線に食い込む。

岩本 俊介 千葉・39歳
400勝達成まだまだ脚力衰えず戦法に幅
先月の高松GIII2日目に、通算400勝を達成。GI全日本選抜でも準決勝進出と、40歳を目前にしても脚力はまだまだ衰えていない。番手を回る機会も増え始め、戦法の幅も広がっている。経験を積んで冷静さも手に入れた男は、さらに1着数を伸ばしていく。

佐々木 龍 神奈川・33歳
安定感あるがチャンスも逃す印象を拭う
大敗が少なく、ある意味安定感のある成績を残している。一方で、チャンスを逃している印象もあるのが最近の走りだ。今開催は南関に動ける選手が多く、目標には事欠かない。優勝争いを演じる地力は十分に備えるだけに、冷静に立ち回れるかが鍵となる。

佐々木 雄一 福島・44歳
「自転車が頼んでいた寸法と違った」逸話
1月の川崎GIIIでは2勝を挙げた。2日目には「自転車が頼んでいた寸法と違っていたことに気づいて、大幅にセッティングをいじったら良くなった」と、いい時の伸びが復活しつつある。追い込みだが、いざとなれば鋭いタテ足も繰り出して、優勝争いを演じる。

片岡 迪之 岡山・37歳
2月豊橋で5場所ぶり決勝と復調気配
昨年12月の別府で落車。そこから3場所は初日で勝ち上がりに失敗することが続いたが、今年2月豊橋で5場所ぶりに決勝に進んだ。復調するとともに、近況はバック本数も増加中。年齢を重ねても積極的に動いている。出し惜しみしない走りで、V奪取を目指す。

阿竹 智史 徳島・41歳
あるぞ自力勝負での特大万車券演出
最近は人の後ろを回ることが多くなったが、いざとなれば自力で一発も可能だ。1月和歌山GIIIの準決では目標不発とみるや、自らまくって5車身差の圧勝劇。3連単30万超えを演出した。今開催は中四国の機動型が手薄で、番組次第では自力勝負も視野に戦う。

松本 秀之介 熊本・23歳
昨夏からグレード中心に出走の非凡な脚力
昨年8月のGI西武園オールスターからは、グレードレースが中心のあっせんとなっている。その中で12月の別府GIIIで決勝進出を果たし、今年2月の高松GIIIでも準決に駒を進めた。非凡な脚力を備えているだけに、位置取りを失敗しなければ好結果を期待できる。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。