京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2023/5/13~5/15 富士通フロンテックカップ&CTC杯&創刊75周年記念スポーツニッポン杯(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2023/5/9
シリーズ注目選手

長谷川 飛向 東京・26歳
小柄な体を生かした俊敏な走りが持ち味
チャレンジの地元エースが、京王閣に初登場する。166センチの小柄な体を生かした俊敏な走りが持ち味で、逃げて良し、まくって良しの何でもできるタイプ。非凡なスピードに加え、加速力が目を引き、自転車経験が浅い分、伸びしろも大きい。今年は10場所走って優勝5度。その勢いは増すばかりだ。

山口 貴弘 栃木・45歳
層の厚い関東勢の軸として期待高まる
栃木支部長としての公務をこなしながら、レースではしっかりファンの支持に応えている。目標がいればもちろん番手を回るが、そうでない時には、飛び付き、あるいは奥の手のまくりを繰り出す準備はできている。層の厚い関東勢の軸として期待は高まるばかりだ。

栗林 巧 青森・42歳
最後はシャープな差し足を見せる
派手さはないものの、堅実な走りで、決して車券から外せない1人だ。3月いわき平では、道中最後方から直線中割りで優勝をもぎ取るなど、ここ一番の勝負強さも持っている。当地は2月に走って決勝3着。北日本ラインで菅野航基らと連係しながら、最後はシャープな差し足を見せる。

中井 護 滋賀・49歳
A級降格の今期は、随所に格上のさばきを披露
来年50歳になる大ベテランだが、かつてビッグレースで活躍した鋭い差し足は健在だ。A級に降格した今期は、随所に格上のさばきを披露しており、ほとんど決勝入りを外していない。京王閣も2月に走ったばかりで、この時も決勝4着。近畿で高田修汰らと連係し、上位進出をもくろむ。

田中 孝彦 静岡・36歳
南関の大将格として、動向から目が離せない
かつての大型先行も、今やすっかり追い込みに変身した。常にまくり足は兼備しているが、基本は番手戦。目標がなければ、別線分断に出る可能性も十分にある。京王閣はかつてG3で準決まで進出したことがあるように、相性はいい。南関の大将格として、その動向から目が離せない。

菅野 航基 宮城・22歳
強烈な地足を武器に別線と真っ向勝負
デビューからじわりじわりと力を付け、競走得点も92点台まで上げてきた。特選スタートも板につき、いよいよ来々期はS級初昇格となりそうだ。今シリーズの北日本勢は、数こそ劣勢も精鋭ぞろい。その先頭として、強烈な地足を武器に別線との真っ向勝負に出る。

高田 修汰 福井・23歳
展開に応じて先行、まくりを使い分ける
昨年7月のA級降格以降は、ほとんどの開催で決勝に進出しており、今年も既に優勝2度(ともに完全V)。鋭いダッシュを武器に、展開に応じて先行、まくりを使い分ける器用さも合わせ持つ。京王閣は1月に初めて走り、この時は決勝6着。今回は当然、優勝だけを狙っている。

石井 寛子 東京・37歳
今年は優勝7度、今回のメンバーでは断トツの成績。
今年は例年にも増して安定した走りを見せている。直前の平塚ガールズケイリンコレクションこそ6着に敗れたものの、そこまでは27戦して23勝の勝率88・8%。優勝も7度と、今回のメンバーでは断トツの成績。ホームバンクでもあり、完全Vが自分に課した命題だ。

小泉 夢菜 埼玉・24歳
デビュー時から光る勝負強さ
ガールズの宝庫、埼玉からまた1人ヒロインが誕生した。4月高知のフレッシュクイーンで優勝。今開催も出走する山口真未をたたくと見せかけて、その番手にはまり、ゴール前で差し切るクレバーな走りが光った。デビュー時から勝負強さは光っていた。ここもチャンスは逃さない。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。