京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2023/4/1~4/3 ウィンチケットミッドナイト競輪(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2023/3/29
シリーズ注目選手

長井 妙樹 東京・34歳
12年9月以来、久々の当地Vを狙う
2月小倉で降級後の初優勝を飾った。決勝は4人が落車になったが、冷静に立て直しを図り、ゴール前勝負を制した。降級初戦となった正月の当地では、まさかの準決敗退に終わっただけに、今節はしっかりと決勝の切符をゲット。12年9月以来、久々の当地制覇に照準を合わせる。

小谷 実 京都・36歳
一発の魅力は十分で、優勝争いに割って入る
新年初戦の小田原で幸先良くVをゲット。決勝は高田修汰の番手戦。2段駆けで、後輩の頑張りに報いた。ただ、その後はやや苦戦が続いている。当地は1月にも参戦。準決で敗退したが、予選は豪快にまくって1着を手にしている。一発の魅力は十分にある。

原 大智 宮城・26歳
レベルアップ中で優勝争いに絡む
冬季平昌五輪モーグル銅メダリストで、同北京五輪モーグル7位。北京五輪後は競輪に専念。粗削りな部分はあるが、先行主体にレベルアップ中。2月和歌山では1、2班初優勝を決めた。当地初出走の昨年9月は準決敗退。決勝の切符をつかみ、優勝争いに絡みたい。

佐野 梅一 京都・46歳
15年5月小倉以来、約8年ぶりの優勝を狙う
今年は安定感の高い競走で6場所走り、4場所で決勝進出。3月地元向日町では決勝2着と好走が続いている。昨年の後半から部品やポジションを変えた効果が出て、チャンスが来ればものにできる状態にある。15年5月小倉以来、約8年ぶりの優勝も十分に狙える。

川崎 健次 神奈川・43歳
当地は今年すでに3度目、差し足を伸ばす
22年後期は優勝こそなかったが、3度の決勝2着、決勝3着が2度と高い安定感を誇った。今年に入っても2月佐世保で決勝2着と、惜しいレースが続いている。当地は1月決勝4着、2月決勝3着に続き、すでに3度目。南関勢の目標はやや手薄だが、差し足を伸ばしてくる。

佐藤 亙 愛知・43歳
悪い流れ断ち切り、若手機動型を巧リード
降級初戦の1月小田原初日にいきなり落車。影響があったのか、その後は、なかなか決勝に進出できずに苦しんだ。それでも、2月別府で準決を突破。決勝も3着とようやく悪い流れを断ち切った。ここも中部の若手機動型を巧リードして、優勝争いに加わりたい。

秋本 耀太郎 栃木・25歳
積極的な走りで久しぶりの優勝を狙う
昨年は決勝に乗れてない期間も、随所で積極的な走りを披露。すると今年に入り、1月向日町から3月伊東まで6場所連続で決勝に進出。3度の決勝2着と、いつ優勝してもおかしくない。当地は未勝利ながら、相性は悪くない。久しぶりの優勝も十分ありそうだ。

小林 莉子 東京・30歳
初代女王に輝いた思い出の地で優勝を狙う
今年はホームバンクの立川でグランプリが開催。モチベーションを高く保っている。新年初戦の小倉ミッドナイトの優勝以降、惜敗が続いていたが3月静岡で2度目の優勝を挙げ、それにも終止符。初代ガールズグランプリ女王に輝いた思い出の地で、主役に躍り出る。

尾崎 睦 神奈川・37歳
得意バンクで今年初優勝を決める
あっせん停止が明け、2カ月半ぶりの実戦となった3月向日町は、地元の坂口楓華と好勝負を演じたが、惜しくも決勝2着。それでも、ブランクを感じさせない走りを披露していた。当地は昨年8月を含め3度の完全Vと得意にしている。今年初優勝の舞台は整った。

吉村 早耶香 静岡・25歳
師匠の助言を受けて成績が上昇中
師匠の村本大輔氏(引退)に練習方法やフォームを見てもらい、昨年暮れから成績が上昇中。2月当地では1月向日町に続く連続Vを無傷で果たした。今春デビューする妹の美有紀の存在も大きく、刺激にもなっている。冷静な走りで当地連続Vへ集中する。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。