京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2024/2/27~2/29 JFN&東京スポーツ杯(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2024/2/21
シリーズ注目選手

菅谷 隆司 東京・38歳
ホームバンクで優勝課しての参戦
まくりを中心に先行、追い込みと、展開次第で何でもありのオールラウンダー。ホームバンクだけに、自らに優勝を課しての参戦となる。古屋琢晶、荒木貴大ら周りを固める関東勢の層は厚い。番組的にも恵まれる公算が大きく、決して車券から外せない1車だ。

荒木 貴大 埼玉・30歳
地道に力つけいよいよS級射程圏内
デビューから地道な努力で力をつけ、ついにS級に手が届くところまできた。昨年は優勝2度、今年も1月に地元大宮で優勝を飾っている。最近は人の後ろを回るケースも増えてきたが、基本は先行主体の自力で戦っているだけに、タテ足は今開催でも屈指。優勝経験もある京王閣で躍動するか。

伊勢崎 彰大 千葉・45歳
25年ぶりのA級戦なら実力断然
今期はデビュー直後の98年以来、約25年ぶりのA級戦。S級だった前期は8月静岡で完全Vを達成しており、今開催では実力は断然だ。南関ラインで松坂侑亮を目標にすることになりそうだが、そうでなくても鋭いまくり足を秘めており、優勝候補の筆頭だ。

松坂 侑亮 神奈川・25歳
スピードの違いで今期3連単率83.3%
今期はスピードの違いを見せつけ、今月の地元小田原、続く名古屋で連続V。ここまで勝率58.3%、連対率75.0%、3連単率83.3%を誇る。先行を主体に、まくりになっても仕掛けは早く、必ずと言っていいほどバックを取る積極性は魅力いっぱいだ。

中井 達郎 静岡・49歳
展開向けば突き抜ける大ベテラン
今年50歳を迎える大ベテランだが、タテの切れ味は衰え知らず。どうしても前次第にはなるものの、展開さえ向けば突き抜けるだけの足は持っている。南関ラインで伊勢崎彰大、松坂侑亮らと連係しながら、昨年5月の当地以来となる優勝を虎視眈々(たんたん)と狙っている。

古屋 琢晶 山梨・38歳
今期3場所全て決勝進出さあ24年初Vへ
A級に降格した今期は3場所走って優勝こそないものの、全て決勝進出と格の違いを見せつけている。降格前の昨年後期から好調で、S級でも自力で互角以上の戦いを演じていた。関東勢には機動型が多いが、それでも前で戦いそう。今年初優勝の可能性は十分だ。

照井 拓成 岩手・28歳
まくり、追い込みに比重移し安定感増す
なかなかS級に定着はできないものの、A級に落ちれば力が違う。今期は年明けから3場所連続で決勝に進出。デビュー6年目を迎え、先行からまくり、追い込みに比重を移したこともあって、確実に車券に絡んでいる。同支部の佐々木省司らと力を合わせ、北日本で上位独占を狙う。

佐々木 省司 青森・46歳
どんなに展開悪くても上の着順狙う
派手さはないものの、東北人らしいしぶとさは一級品。どんなに展開が悪くても、1つでも上の着順を狙って走る姿勢は若い頃と全く変わらない。まして舞台がA級となれば、チャンスを逃すことはない。やや層の薄い北日本ラインの中核として、最低でも決勝進出だけは外さない。

尾崎 睦 神奈川・38歳
京王閣7場所で4度Vのガールズ中心
ガールズのシリーズリーダーだ。23年は優勝6度とややスローダウンした印象だったが、24年は2月2日の前橋で早々と優勝。仕掛けると見せかけて前を踏ませ、番手に入ってからまくるというクレバーな内容だった。京王閣は過去7場所走って(単発を除く)優勝4度。今回も負けられない。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。