京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2023/10/28~10/31 開設74周年記念ゴールドカップレース(GIII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2023/10/20
シリーズ注目選手

鈴木 竜士 東京・29歳
不思議と優勝ないG3を地元で勝つ
抜群の競走センスで17年ヤングGPを制した107期生にとって、いまだG3優勝がないのは不思議なほど。今年8月の京王閣万博協賛G3では、決勝3着とあと1歩まで迫っている。関東の強力機動型が集結する今開催、地元で歓喜の優勝ゴールを決める。

高橋 築 東京・31歳
「地元3割増し」地で行く自在レーサー
「地元3割増し」を地で行く、若手自在レーサー。昨年の京王閣G3で自身初の決勝進出を決めたほか、今年9月の立川G3も決勝に進出しており、もはや地元戦の〝鬼〟。16年岡田征陽以来となる地元勢優勝への期待を背負い、1戦必勝態勢で挑む。

新田 祐大 福島・37歳
ドル箱バンクで今年こそ豪快まくり披露
史上4人目のグランドスラマーが降臨する。最初のG1タイトルが京王閣での日本選手権。さらに、グランプリでも2着があり、新田にとってここはドル箱バンク。昨年は全冠制覇直後とあってか結果を出せなかったが、今年こそ豪快まくりを披露する。

平原 康多 埼玉・41歳
苦戦続くも好相性バンクでよみがえる
度重なる落車により今年は苦戦が続く。ただ、京王閣では15年以降、グランプリを挟んで8開催連続で決勝進出中。その全てがグレードレースというところに価値がある。何度も不死鳥のようによみがえってきたのが平原。ファンは復活優勝を願っている。

佐藤 慎太郎 福島・46歳
2年ぶり京王閣で示す「限界? 気のせいだよ!」
輪界のエンターテイナーが、21年G1日本選手権以来、2年ぶりに京王閣へ登場する。9月まで優勝ゼロながら、獲得賞金は1億円超えと、安定して好成績を残している。京王閣名物のお立ち台で、きっと叫んでくれるはず。「限界? 気のせいだよ!」

眞杉 匠 栃木・24歳
原点の地で影も踏ませぬ逃走劇見せる
関東期待の先行選手が、今年8月の西武園G1オールスターを制し、タイトルホルダーの仲間入り。21年、この京王閣でのG1日本選手権で初めて決勝進出してから、わずか2年余りで頂点の座を射止めたことになる。原点の地で、影も踏ませない逃走劇を披露する。

宿口 陽一 埼玉・39歳
小田原G3制し上り調子の前回覇者
前回覇者として登場。昨年は平原康多を追走して制したが、レース内容から手放しで喜べない複雑な優勝となった。ただ、S班として苦しんだ10カ月間の中で、希望の光になったのは間違いない。直前の小田原G3を制して上り調子。納得の走りで大会連覇を狙う。

町田 太我 広島・23歳
豊橋G3逃げ切りVで目覚めた獅子
眠れる獅子が、いよいよ目を覚ました。広島が誇る大型先行選手。10月の豊橋G3では、後続のもつれを尻目に見事な逃げ切り優勝を飾った。戦法ゆえに大敗もあるが、はまった時の破壊力は十分争覇級。超ド級の先行がそろう今開催は、主導権争いに注目だ。

山田 庸平 佐賀・35歳
G1決勝常連がグランプリ出場引き寄せる
腰に爆弾を抱え、体調の波があった以前とは違い、今やG1決勝の常連へと成長。まくりの威力も含め、力強さが増してきた。賞金的にも初のKEIRINグランプリ出場まで、あと1歩の状況。ビッグ級の大観衆が集まる京王閣ナイターで、初タイトルへの予行演習だ。

北井 佑季 神奈川・33歳
初G3決勝立った舞台で逃げ4連発狙う
元Jリーガーが、パワーを生かした積極先行で快進撃を続けている。今年9月の向日町でG3初制覇を飾り、タイトル奪取も目前。自宅に近いため、京王閣もまた北井にとっての〝練習バンク〟。昨年、初めてG3決勝に立った舞台で、今年は逃げ4連発を狙う。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。