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2023/9/29~10/1 第1回Odds VS!杯&サテライト信州ちくま杯&創刊75周年記念スポーツニッポン杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2023/9/22
シリーズ注目選手

鈴木 竜士 東京・29歳
8月地元優勝逃したウップン晴らす時
いつもと意気込みが違うはずだ。8月に当所G3決勝で3着と惜敗し、地元優勝を逃したウップンを晴らす場が巡ってきた。17年ヤングGP覇者でもあり、番手回りと自力を器用にこなす地元エースが、優勝戦線を盛り上げていく。

和田 健太郎 千葉・42歳
ハイレベルな伸び健在の20年GP覇者
20年グランプリ覇者はまだまだハイレベルの伸びをキープ。絶好展開はもちろん、目標が後方からでも仕掛ければ、その勢いを殺さずに狭いコースを突いていく。19年G3開設記念を制した、ゲンのいい当所で存在感が際立つはずだ。

山田 久徳 京都・36歳
近畿第3の実力者の勝負強さ必見
脇本雄太や古性優作に次ぐ近畿第3の実力者になった。好位をキープしてまくるか、後方からカマシが得意技。好バランスの地足とダッシュを生かし、番手戦でもそつがなく、オールラウンダーぶりに磨きがかかった。勝負強さも必見だろう。

森田 優弥 埼玉・25歳
立川G3初制覇で破竹の勢い25歳
破竹の勢いという表現がぴったり。事故点過多で、あっせん停止になった5月から3カ月間を有意義に過ごした。8月にG1オールスターで善戦し、9月には立川でG3初制覇。ヨコを封印し、さらに威力を増すタテ攻撃で敵陣を封じ込む。

太田 竜馬 徳島・27歳
徳島エースの座を犬伏湧也から奪い返す
犬伏湧也から徳島エースを奪い返そうと必死だ。細身の長身が生み出すスピードはやはりトップレベル。夏場から積極策を多用し、中四国勢をけん引してきた。課題は、別線に中団キープされる淡泊さの解消か。組み立てをひと工夫したい。

岩本 俊介 千葉・39歳
南関ラインの顔が大活躍の予感
南関ラインの顔として、いつも小細工なしのスパートで見せ場を作っている。8月の地元松戸G3は1予から3連勝で決勝進出と、ここ一番の調整力も確か。青森G2から適度なローテーションで迎える今節、大活躍の予感もできる。

神田 紘輔 大阪・37歳
今年G1出場4度すっかりビッグ戦線の一員
今年は既に4度もG1出場を果たし、すっかりビッグ戦線の一員になった。自宅が向日町バンクに近い利を生かし、京都と大阪、双方の選手から練習と調整のこつを取り入れてランクアップした。アウェーの今節はしぶとさが光るだろう。

菊池 岳仁 長野・23歳
養成所早期卒業の有望株が本格化へ
養成所117期を早期卒業した有望株が本格化へ懸命だ。5月に全プロ競技の千メートル独走を大会新の記録で制すと、その後も先行力は増すばかり。地元G1(弥彦寬仁親王牌)が来月中旬に控え、集中力を増す最中に今節を迎える。

嵯峨 昇喜郎 青森・24歳
失格や落車からリズム復調気配
失格や落車で乱れたリズムが良くなってきた。先の青森G2は敗者戦ながら2着2度と力走。あとは優勝した6月宇都宮のように、粘り腰が戻れば完調だ。腰椎ヘルニアを患い、練習法とその量に苦心しながら、力感を取り戻す戦いは続く。

簗田 一輝 静岡・27歳
何度も踏み直す強地足と自在性武器
何度も踏み直す強地足と自在性が武器。6月向日町G3を制したように、ここ一番の勝負強さも備える。11月のG1競輪祭をにらみ、8月静岡(決勝2着)の他にも快打のような好走を見せたい。走路が重く、脚質に合う当ナイターで真価発揮か。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。