京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2023/4/15~4/17 サテライト市原カップ&東京中日スポーツ杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2023/4/7
シリーズ注目選手

鈴木 竜士 東京・29歳
「地元割り増し」の格言通りに活躍を期待
地元エースとして挑む今節を再浮上の場とする。17年ヤングGPを制したオールラウンダーは、その後は相次ぐ落車や失格でリズムが乱高下。ただ、前へ前へ攻める姿勢を見せる今、「地元割り増し」の格言通りに活躍を期待したい。

吉田 有希 茨城・21歳
鍛え抜かれた腹筋と強い体幹が生み出す鋭い先行
おなかがぽっこりとしているが、それでいて超硬い。鍛え抜かれた腹筋と強い体幹が、鋭くかかる先行を生み出す。課題は別線に警戒され、簡単に先制できない展開をどう克服するか? 直後に地元戦とダービーが控え、集中力を増して参戦する。

山崎 芳仁 福島・43歳
3月玉野で完全V、勢いそのまま今節迎える
自在性を高め、目標の有無や外枠の不利をしのぐケースが増えた。大ギアモンスターと称された当時のスピードは影を潜めたものの、代わりに後手へ回るケースが激減。3月玉野で今年2度目の完全Vを飾り、勢いそのままに今節を迎える。

神山 拓弥 栃木・36歳
目標を好リードして勝機をうかがう
勝負の春を迎えてテンションも上がる。機動型がひしめく関東ラインを下支えしようと、俊敏なさばきが身上。昨年の年間を通した活躍で、そのご褒美に初めてダービーの特選シードをつかんだ。今節も目標を好リードして勝機をうかがう。

竹内 智彦 宮城・45歳
妥協のない位置取りと絶好展開を逃さぬ切れ
北日本の名マーカーは、年齢を重ねるごとにさばきの腕を高めてきた。妥協のない位置取りと、絶好展開を逃さぬ切れもF1戦で常に優勝争いへ加わる原動力。今、冬場の落車で左肩に故障を抱えるが、気合をプラスして今節も奮闘する。

皿屋 豊 三重・40歳
強地足を生かしたスパートと自在性が魅力
30歳台半ばで地方公務員から輪界へ転身し、「不惑」になった今でも進化を続ける。強地足を生かしたスパートが魅力も、番手回りを経験するうちに自在性を身に着けた。地元四日市G3で不完全燃焼だった憂さを、今節の力走で晴らすか。

永澤 剛 青森・37歳
上位陣がそろう八戸グループの束ね役
S級S班の新山響平を筆頭に、上位陣がそろう八戸グループの束ね役として奮闘する。機敏に機動型を追い、なおかつ別線を阻む仕事ぶりは若手から信望を集めるばかり。混戦では自力発進もあり、常に動向を気にしたい巧者だ。

長島 大介 栃木・33歳
踏み出しや末の粘りを強化し、グレード戦線でも見せ場作る
3年ほど前に戦法を追い込み主体から、先行含みの自在型へ再チェンジ。踏み出しや末の粘りを強化し、グレード戦線でも派手に見せ場を作っている。直後に控えるダービーや地元宇都宮G3へ弾みを付けようと、今節も総力戦を展開する。

芦澤 辰弘 茨城・34歳
スピード化した競走形態に、フレームや乗車フォームを探求中
昨年夏の体調不良がたたり、7月からの後期は無念の2班降格。言葉に出さずとも1班の点数キープが課題だ。今は、よりスピード化した競走形態に合わせようと、フレームや乗車フォームを探求する最中。必死に巧者ぶりを見せていく。

坂口 晃輔 三重・35歳
狭いコースを縫うように踏む様子はまるで忍者
身長156センチと小柄で、狭いコースを縫うように踏む様子はまるで忍者。さばきも堅実で、中部ラインでは1、2位を争う追い込み屋。ただ、前場所の3月伊東を病気欠場しており、状態やレース勘は未知。特に初日の動きに注視したい。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。