京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2023/6/19~6/21 ウィンチケットミッドナイト競輪(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2023/6/12
シリーズ注目選手

山本 修平 東京・27歳
自信を増して挑む地元戦も期待が高まる
115期の卒業記念チャンプがデビュー4年目で本格化した。深刻な腰痛を克服し、西武園への出げいこで平原康多に指南されて切れがアップ。5月富山で1、2班戦3度目の優勝を飾り、自信を増して挑むこの地元戦も期待が高まる。

中島 詩音 山梨・25歳
強地足と強化したダッシュは迫力満点
直前のレインボーCでデビュー初の失格を喫したが、今後へ良薬となるか。既に来期から2期連続のS級点数をキープするように、強地足と、千葉PIST6で強化したダッシュは迫力満点。主役らしく夜の重い走路を踏み抜いていく。

上原 龍 長野・38歳
リズムを上げている長野県勢の束ね役
菊池岳仁や柿沢大貴ら、個性派がそろう長野県勢の束ね役がリズムを上げている。今期は自力勝負を減らし、決勝進出を外したのは1度のみ。自在戦で大敗が続いた昨年前期と違い、追い込み転向が奏功した。混戦の強襲劇が見ものだ。

後藤 悠 岩手・28歳
A級トップの攻撃力で主導権を譲らない
来期(7~12月)からのS級復帰を控え、さらにリズムを上げてきた。6月宇都宮の完全Vは逃げ、後方まくり、番手まくりとあらゆるパターンで攻めた。自らペースを上げ、そして踏み直す。A級トップの攻撃力で主導権を譲らない。

小沼 良 埼玉・52歳
俊敏なさばきで埼京の若手をガードする
既に春先から、褐色に日焼けしていた地肌が豊富な練習量を物語る。大ベテランの域に達した今でも、G1寬仁親王牌や全プロ競技をわかせた強地足が光る。今節も、俊敏なさばきで埼京の若手をガードするか。奮闘から目が離せない。

飯田 辰哉 千葉・50歳
勝機が巡ればものにする備えができている
目標次第の追い込み屋だが、裏を返せば、勝機が巡ればものにする備えができているということ。今期は優勝ゼロでも、決勝で4度も確定板に載ったように安定感が光る。今節も、来期(7~12月)のS級復帰をにらんで堅実にさばく。

森川 康輔 岐阜・26歳
非凡なダッシュを生かして別線を軽くのみ込む
かつてナショナルチームから強化指定され、非凡なダッシュを生かして別線を軽くのみ込んでいる。3月伊東と5月富山を制したように勝負強く、競走得点はS級復帰が視界に入るまで上がった。今節も中部のキーマンとして注目を集める。

塚本 瑠羽 神奈川・25歳
猛烈なダッシュで風を切るS級候補生
東海大まで柔道に励み、アジアにその名をとどろかせた有望株。浅い自転車の経験を補おうと、猛烈なダッシュで風を切っている。1、2班戦は5月西武園決勝2着が最高も、今期の競走得点は91点台に届いた。S級候補生が奮闘する。

佐藤 亙 愛知・43歳
輪界の発展を願う好漢が自慢の伸びを発揮する
バンクで堅実な走りを見せたかと思えば、日ごろはアマチュアら後進の指導にも力を注ぐ。輪界の発展を強く願う好漢が、敬遠されがちな期末の追加を引き受けた。直前の6月静岡で落車した影響が最小限なら、自慢の伸びを発揮する。

篠原 忍 愛知・40歳
18年に優勝した当所で特選級の切れと伸びを見せる
パンチ力が潜めた代わりに、追い込みへの転身が板についた。今年は1月向日町を制し、6月福井決勝では中部ホープの纐纈洸翔に食い下がりワンツーとしぶとい。18年10月に優勝した当所で、特選級の切れと伸びを見せていく。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。