京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2023/3/3~3/5 高木真備名輪会杯&JFN杯&スポーツニッポン杯(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2023/2/24
シリーズ注目選手

比佐 宝太 福島・22歳
師匠・山崎芳仁譲りの強烈な地足が武器
あの山崎芳仁の弟子で、まだチャレンジにいるのが不思議なぐらいの好素材だ。直前の前橋も完全Vを演じており、決勝は別線の番手まくりの上をまくる快勝だった。師匠譲りの強烈な地足を武器に、初登場の京王閣で同期や別線のライバル達を力でねじ伏せる。

志佐 明 神奈川・33歳
かつてのスピード、粘りが戻ってきた
かつてはS級で活躍して将来を嘱望されたが、不運にも大けがで低迷。今期はチャレンジにまで降格した。だが、昨年後半から徐々に復調し、ようやくかつてのスピード、粘りが戻ってきた。当地は正月に出走し2、1着で決勝進出したばかり。有力な優勝候補だ。

藤田 まりあ 埼玉・22歳
派手さはないが、大物食いが持ち味
ガールズ全国有数の質、量を誇る埼玉軍団の一角を担う。まくり主体にいつの間にか上位に進出しているタイプ。昨年は優勝3度、今年も1月の豊橋で完全Vと結果を残した。派手さはないが、大物食いが持ち味で、人気がない時こそ狙ってみたい選手だ。

柳原 真緒 福井・25歳
先行して良し、まくって良しの不動の本命
昨年のガールズGPを制し、ガールズ最優秀選手賞に輝いた。その勢いはとどまるところを知らず、今年に入ってからも5場所走って4場所で優勝(完全V3度)。まだ3着以下がなく、ほぼ完璧な内容を見せている。先行して良し、まくって良し。今回も不動の本命だ。

太田 美穂 三重・26歳
レースの主導権は渡さないという強い意志
明るい性格そのままに、けれん味のない走りが持ち味だ。バック数が多く、レースの主導権は渡さないという強い意志が感じられる。昨年はビッグレース出場がなかっただけに、今年こそはの思いだろう。年明けの玉野でいきなり完全V。今回も17年にデビューした思い出の地で躍動するか。

荒牧 聖未 栃木・32歳
レースぶりから伝わる真摯(しんし)な姿勢
自力主体に飛び付きなども駆使して、常に車券に絡む走りをしている。ケイリンに対する常に真摯(しんし)な姿勢が、レースぶりから伝わってくる。今年は優勝にこそ手が届いていないが、確実に勝利を挙げ、決勝にも進出。相手が強くなればなるほど光るタイプだ。

吉川 美穂 和歌山・30歳
自転車競技で鳴らした脚力でトップクラスに
まだキャリアは約2年と浅いが、ロードレースなどの自転車競技で鳴らした脚力で、瞬く間にトップクラスに上り詰めた。昨年の優勝13度は全体の7位タイ。今年はややスロースタートだったが、直前の名古屋で優勝。エンジンがかかってきただけに、今回も目が離せない。

久米 詩 静岡・23歳
優勝候補の1人、存在感を見せたい
デビュー以来、着実に力を付け、今年も既に2度の優勝を飾った。直前の西武園決勝は柳原真緒にこそ屈したものの、番手まくりで先に抜け出したレース内容は良かった。常に積極的なレースを心がけており、今回も優勝候補の1人。今後のタイトル争いに食い込むためにも、ここで存在感を見せたい。

林 真奈美 福岡・37歳
流れに応じた臨機応変な走りが光る
デビュー7年目にして素質開花の気配だ。自ら「ようやく自転車を乗りこなせてきた」と話すように、昨年中盤からの決勝進出ラッシュは目を見張る。特に予選の強さは別格で、流れに応じた臨機応変な走りが光る。今年の目標である「全ての力を自転車に伝える」を実戦し、優勝を狙う。

尾方 真生 福岡・23歳
持ち前のダッシュを生かしたまくりの破壊力は抜群
今年は年明けの大垣こそ取りこぼしたものの、その後の松山から4場所連続完全Vの離れ業を演じた。先行しても強いが、持ち前のダッシュを生かしたまくりの破壊力は抜群。昨年暮れの落車の影響が残る姉弟子・児玉碧衣の分まで、年間を通して突っ走りそうなムードが漂う。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。