京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2022/6/17~6/19 報知新聞社杯&CTCカップ&HEAT-UP杯(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2022/6/13
シリーズ注目選手

山本 勝利 東京・24歳
初のS級に向け当地初Vで弾みをつける
今年は1月西武園で幸先よく優勝した。その後は4月立川、小田原と連続で落車。それでも5月弥彦で準Vと落車の影響がないことを示すと、続く岐阜で優勝と調子も上向きだ。初のS級となる来期に向け、地元戦から弾みをつける。岡本大嗣と好連係して当地初Vを狙う。

岡本 大嗣 東京・42歳
19年12月以来の当地Vへ全力を尽くす
1月向日町で降級後初Vを果たすと、4月静岡で2度目の優勝。2場所後の小田原準決で落車して心配されたが、5月青森、伊東で準Vと問題はない。当地はS級だった昨年12月に2度連対と、地元の意地を見せた。19年12月以来の当地Vへ神経を研ぎ澄ませる。

古川 貴之 佐賀・38歳
S級復帰の来期へ向け調子を上げる
昨年末の佐世保G3は1予で勝ったように、S級でも白星を挙げていた。降級の今期は優勝こそないが、着はまとめている。5月に地元武雄の準決で落車したが、続く高知でオール2着の準Vと影響のない走りを披露。S級に復帰する来期に向け、上昇気流に乗りたい。

樫山 恭柄 福岡・36歳
長年S級に定着した実力者がV争いに加わる
降級した今期は2月佐世保で優勝。その後は4月松阪の準Vはあるが準決敗退も多くなり、やや苦戦が続いている。それでも長年S級に定着した実力者。虎視眈々(たんたん)と勝利への道筋を探る。中園和剛との福岡2枚看板で優勝争いに加わる。

中園 和剛 福岡・39歳
九州勢をまとめる存在として期待
今年は優勝こそないが、6月松山まで6度の決勝進出と安定感は高い。S級時代は目標次第で1着まで突き抜けることもあった実力派。当地でも19年10月G3で勝利を挙げている。九州勢は徹底先行こそいないが戦力は充実。まとめる存在としても期待される。

多田 晃紀 岡山・29歳
徐々に本来の走りを取り戻す
20年8月に落車で右肩を骨折。その後は低迷が続き、降級した今期も期待に応えられず苦しい戦いが続いていた。それでも4月別府で、20年6月高知以来の優勝を果たした。直前の地元玉野でも準V。徐々に本来の力強い走りが戻りつつあるだけに要注意だ。

丸山 貴秀 秋田・42歳
初勝利マークした思い出のバンクで躍動
4月に体調を崩し、約1カ月ぶりの実戦となった5月伊東の初日に白星。準決敗退に終わったが、久留米、岐阜と続けて決勝進出と上り調子だ。当地では05年1月に初白星を挙げている。三浦翔大との北日本コンビで、優勝争いに名乗りを上げる。

三浦 翔大 宮城・31歳
相性抜群の当地で決勝切符をつかむ
5月別府から6月名古屋まで3場所連続で決勝を逃しており、やや低迷気味。それでも2月の四日市で優勝するなど、パワフルな走りには定評がある。当地は16年に連続優勝を果たすなど相性も抜群。少数精鋭の北日本勢の核弾頭として、決勝切符をつかむ。

亀井 久幸 千葉・40歳
初優勝した思い出の地でV争いに浮上
2月広島を最後に決勝から遠ざかっており、なかなかリズムに乗れないでいる。それでも4月松阪以降は毎場所1着は取れており、状態が悪いわけではない。当地は09年4月にデビュー初優勝を決めた思い出の地。きっかけをつかむにはもってこい。幅のある戦法でV争いに浮上する。

石橋 慎太郎 静岡・39歳
来期のS級復帰へさらに調子を上げる
今年3場所目の1月川崎でいきなり落車。戦線復帰まで3カ月かかったが、復帰戦の4月宇都宮で準Vと存在感を見せつけた。続く5月青森の初日特選で節目の300勝を達成。来期は1年半ぶりのS級復帰を控える。さらに調子を上げて、鋭い差し足を披露したい。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。