京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2023/1/23~1/25 京王電鉄杯&東京スポーツ杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2023/1/14
シリーズ注目選手

鈴木 薫 東京・23歳
年齢的にも伸び盛り、今期は大きな飛躍がありそう
昨年12月広島のレインボーCファイナルで2着に入り、2度目のS級昇格を決めた。前回のS級時はさすがに壁にぶつかったが、それでも何度か決勝に進出するなど、通用しないことはなかった。年齢的にも伸び盛りで、今期は大きな飛躍がありそう。「地元3割増」でもあり、最低でも決勝には乗りたい。

高橋 築 東京・30歳
負けられないホームバンクでの戦いになる
地元エースとして遠征勢を迎え撃つ。今年は年明けの立川G3で初日から1、2着で準決に進出。人の後ろを回ることも増えてきたが、難なくこなしている印象だ。当地は昨年のG3で1、1、2着で決勝進出と気を吐いた。ホームバンクでもあり、負けられない戦いになる。

長島 大介 栃木・33歳
京王閣は過去に優勝もあり、相性は悪くない
地元関東勢の軸としての期待が集まる。年齢を重ねるごとに、そのスピードに磨きがかかってきている印象で、昨年はF1で優勝3度。あとはグレードレースでの活躍を待つばかりだ。京王閣は過去に優勝もあり、相性は悪くない。地元高橋築らを盛り立てつつ、自らも優勝も目指す。

鈴木 裕 千葉・38歳
昨年も優勝3度と、F1なら実力上位
元プロキックボクサーで愛称の「キック」はよく知られている。南関に自力選手が増えてきたことでだいぶ追い込み主体になってきているが、目標がいなければいつでも動ける準備はできている。昨年も優勝3度と、F1なら実力上位は明らか。南関で松谷と連係しながら優勝を狙う。

南 修二 大阪・41歳
仕事人として自力選手の信頼は厚い
近畿のマーク選手として確固たる地位を確立している。どうしても落車、失格は付きまとってしまうが、仕事人として自力選手の信頼は厚い。目標がない時は、自ら動いて局面を打開できる足も兼備しており、どんなメンバー構成になっても車券から外すことはできない。

坂口 晃輔 三重・34歳
俊敏な走りで、大男らを翻弄する「忍者」
「忍者」の異名を取る個性派で、156センチ、55キロの小柄な体格を生かした俊敏な走りで、大男らを翻弄する。昨年は優勝こそなかったものの、特に後半戦はG3でもほとんど決勝を外していない安定感。強力な近畿ラインとも連係しながら、久々の優勝を狙う。

三谷 竜生 奈良・35歳
底力は今回のメンバーでも随一
G1、GPなどを勝ちまくった当時に比べるとまだまだだが、一時期の不振からは完全に脱している。まくり主体に何でもできるオールラウンダーで、底力は今回のメンバーでも随一。17年日本選手権(ダービー)で自身初のG1タイトルを取った思い出の舞台で輝きを放つ。

松谷 秀幸 神奈川・40歳
上位争いは必至、F1なら確実に決勝進出を果たす
元プロ野球ヤクルト投手も、今やすっかり競輪界の顔になった。追い込みに戦法をチェンジしてからは落車も多いが、そのたびに必ず不死鳥のようによみがえる姿には目を見張る。京王閣は優勝こそないものの、F1なら確実に決勝進出を果たしている。今開催も上位争いは必至だ。

佐々木 雄一 福島・43歳
派手さはないものの、シャープな差し足は健在
派手さはないものの、シャープな差し足は健在。年明け初戦の地元いわき平では、番手まくりの山崎芳仁に続いて2着に入り、きっちりと人気に応えた。昨年11月の静岡では打鐘4角からの逃げ切り勝ちも披露。自力兼備を印象づけた。今開催は北日本のエースとしての期待がかかる。

椎木尾 拓哉 和歌山・37歳
層の厚い近畿ラインの重要な1人、優勝圏内に入る
昨年前半は落車もあって、いまひとつの成績が続いたが、12月のいわき平で優勝を飾るなど、後半に入ってから復調してきた。直前の地元和歌山G3に向けて仕上げたはずで、今開催はその貯金にも期待ができる。層の厚い近畿ラインの重要な1人として、優勝圏内には十分に入ってくる。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。