京王閣スポーツ   THE KEIOKAKU SPORTS

2022/4/1~4/3 サテライト市原カップ&東京中日スポーツ杯(FI)

記事提供:日刊スポーツ
更新:2022/3/30

シリーズ注目選手

河村 雅章 東京・38歳

地元の牙城は崩させぬ

数少ないエースとして、地元の牙城を守る使命は十分に感じている。当地は19年のG3で決勝進出(4着)など“地元3割増し”のパワーが出る舞台。直前の大垣G3でも1予快勝から準決まで進出と調子も上向いている。関東ラインで真杉匠を目標に、最低でも決勝進出だけは譲らない

近藤 隆司 千葉・38歳

南関勢の命運はこの男に

ウエートトレーニング中に腰を痛めたことなどで長い間苦しんでいたが、昨年後半から徐々に調子を上げてきた。以前のようにグレードレースで活躍するにはもう少し時間がかかりそうだが、F1なら確実に決勝に進出している。まくり主体の自力勝負で、南関勢の命運を握る。

吉田 昌司 茨城・24歳

ブレイク予感の3強大次男

輪界を席巻している吉田3兄弟の真ん中。けがでやや出世が遅れたものの、今期S級に復帰してからは、兄と弟に「追いつけ追い越せ」という勢いが感じられる。3月の名古屋G3でも最終日に逃げ切り勝ちを演じており、2月の4日制F1で2勝、2着1回の活躍を見せた京王閣で大暴れの予感だ。

新田 祐大 福島・36歳

実績断然

言わずと知れた東京五輪代表。メダルにこそ手が届かなかったが、今回のメンバーでは断然の存在であることは間違いない。本業に専念した今年は取手全日本選抜で決勝3着など存在感をアピール。15年日本選手権(ダービー)で4日制以上のG1初制覇を果たした京王閣で他を圧倒する。

和田 健太郎 千葉・40歳

直線勝負でV視野

一昨年のGP覇者で昨年1年間は1番車の白いユニホームで戦った。残念ながら2年連続のGP出走はならなかったが、度重なる落車の中でも常に100%の力を出し切るレースぶりは光った。今年は肩の力が抜けて伸び伸び走っている印象で、南関連係から直線勝負でVを狙う。

眞杉 匠 栃木・23歳

将来を担う逸材

昨年はG1初出場だった当地日本選手権(ダービー)で見事に決勝進出(8着)し、今年3月には名古屋でG3初優勝と着実に力をつけている。スピードの絶対値、持久力ともに抜群で、近未来の関東を背負って立つ存在になることは間違いない。通算100勝も挙げている舞台で、新田祐大をどこまで苦しめるか注目だ。

松谷 秀幸 神奈川・39歳

今年初Vへ着実

元プロ野球ヤクルトの投手という派手な経歴とは裏腹に、競輪転向後は1歩1歩、地道に力をつけて現在の地位を築いたいぶし銀。落車によるけがも多いが、そのたびに不死鳥のようによみがえる精神力は他の追随を許さない。和田健太郎らと南関で連係しながら、今年初Vを虎視眈々(たんたん)と狙う。

根田 空史 千葉・33歳

先行力で候補の一角へ

やや、むらな面はあるものの、先行力は南関でも屈指の存在。同期で体格も近い脇本雄太に大きな刺激を受けており、追いつけ、追い越せの精神で日々練習に励んでいる。直前の落車の影響がやや心配だが、無事なら昨年の日本選手権(ダービー)で準決進出した当地で、今回も迫力満点の逃げを見せてくれるはずだ。

大森 慶一 北海道・40歳

復調の兆しあり

年明けの落車がしばらく響いている印象があったが、3月の大垣G3では決勝進出(5着)と復調の兆しが見えてきた。太いタイヤのファットバイクで山道を走る練習を取り入れたことで、不惑前になってキャリアハイの点数を残した異色の選手。新田祐大の番手、あるいは3番手から直線でどこまで迫れるか。

大槻 寛徳 宮城・42歳

相性いい舞台で外せぬファイター

北日本屈指のファイターとして知られる。その分、落車、失格も多いが、仕事人として先行選手の信頼は厚い。同時に、目標不発の場合には、伝家の宝刀・まくりを出す用意はできている。当地は15年日本選手権(ダービー)で決勝進出(7着)、昨年ダービーも準決進出と好相性。車券から決して外せない選手だ。

萩原 孝之 静岡・44歳

高レベル安定の貴重な脇役

ベテランの域に入ってから覚醒し、ここ数年は高いレベルで安定している。派手さはないものの、前に離れないだけでなく、しっかり差し切るタテ足も兼ね備えている。小柄ながらヨコにも強く、前の選手にとっては心強い存在。南関ラインの貴重な脇役として今開催もキラリと光る。

小林 大介 群馬・44歳

関東との連係で盛り上げ役

関東の名脇役として長年活躍し、40代半ばになった今も脚力の衰えは見られない。3月の大垣G3でも1予で同県佐々木悠葵の打鐘4角カマシに付け切って2着と、相変わらず隙のない走りを披露していた。いざとなればまくる足も秘めており、真杉匠、河村雅章、吉田昌司らと連係して地元関東を盛り上げる。

更新時期

毎開催(節)ごとに更新されます。

  • 十一市 第11回後節   2023/03/26~03/28(FII)(2023-03-17)
  • 十一市 第13回   2023/03/03~03/05(FII)(2023-02-24)
  • 十一市 第12回後節   2023/02/21~02/23(FI)(2023-02-13)
  • 十一市 第12回前節   2023/02/04~02/06(FII)(2023-02-01)
  • 十一市 第11回前節   2023/01/29~01/31(FII)(2023-01-27)
  • 十一市 第10回後節   2023/01/23~01/25(FI)(2023-01-14)
  • 十一市 第7回後節   2023/01/11~01/13(FII)(2023-01-05)
  • 十一市 第10回前節   2023/01/01~01/03(FII)(2022-12-24)
  • 十一市 第9回後節   2022/12/12~12/14(FI)(2022-12-04)
  • 十一市 第9回前節   2022/11/14~11/16(FI)(2022-11-03)
  • 十一市 第8回   2022/10/29~11/01(GIII)(2022-10-21)
  • 十一市 第7回前節   2022/10/15~10/17(FII)(2022-10-06)
  • 十一市 第6回   2022/09/02~09/04(FII)(2022-08-23)
  • 十一市 第5回   2022/08/17~08/19(FII)(2022-08-07)
  • 十一市 第4回   2022/07/05~07/07(FI)(2022-06-29)
  • 十一市 第3回   2022/06/17~06/19(FII)(2022-06-13)
  • 十一市 第2回   2022/05/29~05/31(FI)(2022-05-22)
  • 十一市 第1回   2022/04/01~04/03(FI)(2022-03-30)