京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2023/1/11~1/13 ウインチケットミッドナイト競輪(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2023/1/5
シリーズ注目選手

山本 修平 東京・27歳
デビュー4年目を迎えてようやく本格化
115期卒業記念チャンプが、デビュー4年目を迎えてようやく本格化してきた。長らく悩まされた腰痛が癒え、西武園に出げいこしては平原康多の強さを体感し、その秘訣(ひけつ)を学んだ。仕掛けは小細工なし。地元戦で勢いづく。

泉 慶輔 宮城・32歳
伸びとさばきで格上ぶりを示したい
1日も早く、リズムも切れも取り戻す。S級に初昇格した22年後期は11月に富山G3で決勝進出など善戦したが、直後に失格、落車と失速した。今期はS級でも通用した、伸びとさばきで格上ぶりを示したい。大事な初戦を迎える。

宿口 潤平 埼玉・40歳
不惑を迎えながらも進化している
不惑を迎えながらも進化している。弟・陽一の活躍に刺激され、平原康多の元で調整を見直した効果から切れと伸びがアップ。前期S級では9勝と勝負強さも見せた。当所は昨年4月に失格を喫して以来の参戦。汚名返上へ、力が入る。

松崎 貴久 富山・48歳
中部ラインのバイプレーヤーとして存在感を残す
失格が響き、2年ぶりにA級戦を迎えた。踏み出しの良さは相変わらずで、目標から離れるケースは希。自在性もあり、中部ラインのバイプレーヤーとして存在感を残す。雪国育ちで寒さを苦にせず、今節はアウェーの劣勢を覆す。

櫻井 学 群馬・43歳
ラインの先頭を買って出て自力を出す
動きは売り出し中の若手のように活発。メンバーに関東の若手が不在なら、ラインの先頭を買って出て自力を出す。数をこなすうちにその距離は長くなり、実力は競走得点以上と考えていい。S級に返り咲こうと懸命な戦いがまた始まる。

金澤 幸司 福島・37歳
冬場の重いバンクも苦にしない粘り腰も魅力
番手も3番手もそつなくこなす北日本の名脇役。双子の弟で、早くから出世した竜二に追い付けと努力が実り、昨年後期はS級で10度も確定板(3着以内)に載る活躍だった。当所は優勝実績があり、冬場の重いバンクも苦にしない粘り腰も魅力だろう。

鈴木 涼介 福島・25歳
A級では格上の仕掛けで圧倒する
敗戦から学び、再び泥くさくランクアップを目指している。S級初昇格した22年後期は、1勝の他は大敗ばかり。しかし、秋口からバック先制にこだわり、その割合はトータルで6割に上った。A級では格上の仕掛けで圧倒するはずだ。

小谷 実 京都・35歳
伸びとさばきはA級トップレベル
伸びとさばきはA級トップレベル。20歳代に極度の膝痛に苦しみ、先行屋として大成しなかった分もと、近畿の若手を思いやる気持ちが徹底ガードに表れている。走り初めの小田原で準決を白星突破。続く今節もリズム良く迎える。

伊藤 成紀 大阪・40歳
今節大胆に攻めて底力を示すか
約3年ぶりのA級戦はスタートダッシュにつまずいた。前節大垣の準決は、中団まくり不発で5着と敗れたように迫力を欠いた。昨年末のS級戦は早めの仕掛けで好走したとあって、今節はまた大胆に攻めていきたい。底力を示すか。

徳田 匠 京都・25歳
鍛え抜いた持久力を武器に徹底先行
父、兄2人とともに自転車好きが高じて、自身は大学まで中長距離種目に力を注いだ。今は鍛え抜いた持久力を武器に、徹底先行でS級候補生の片りんをのぞかせている。調整期間は約3週間とたっぷり。競走得点以上の力を発揮するか。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。