京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2022/10/15~10/17 ウィンチケットミッドナイト競輪(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2022/10/14
シリーズ注目選手

矢野 昌彦 栃木・40歳
けがも癒えて本来の実力を発揮
前期のS級では、けがの影響もあり苦しんだが、A級ではやはり別格。7月の開催こそ不覚を取ったが、8月取手で今年初優勝を決めると、9月地元宇都宮まで3度優勝と力の違いを見せつけた。けがの前はS級でも上位だっただけに、ここも貫禄を見せたい。

高橋 広大 埼玉・35歳
安定感高く優勝争いに期待
今期はここまで優勝こそないが、ほぼ毎場所で決勝に進出しており安定感は高い。ただ、6月には2度の優勝をマークしただけに、そろそろ優勝が欲しいところ。ここは関東ですでに今期3度優勝の矢野昌彦がいて、チャンスは十分。2人でゴール前争いを演じたい。

土岐 幹多 岐阜・43歳
好調キープ、優勝争いに割って入るか
7月は3場所とも準決敗退と苦しんだが、8月地元岐阜で今期初の決勝進出。これをきっかけに続く同月弥彦ではファイナル2着と動きも良化した。9月に入っても宇都宮、川崎と連続で決勝進出と好調キープ。ここは谷和也との中部近畿ラインで東日本勢に牙を向く。

谷 和也 大阪・23歳
自慢のスピードを発揮し優勝争いへ
降級初戦の7月当地では決勝進出も、7着と悔しい結果。それだけに今節はリベンジしたいところ。S級でもG3で確定板(3着まで)に載ったり、負け戦ながら勝ち星をマークしていたスピードは健在。近況はやや苦しむが、自慢のダッシュで優勝争いに食い込む。

菅野 航基 宮城・21歳
北日本の核弾頭として積極的な走りを披露
1月宇都宮で優勝して、3場所連続完全Vを達成。A級2班特昇を決めた。2班では苦しんでいたが、8月宇都宮、9月川崎と連続して決勝に進出と、スピードにもようやく慣れてきた。ここも北日本の核弾頭として、持ち味である迷いのない積極策を披露する。

高橋 幸司 山形・34歳
北日本の若手が勝ち上がれば優勝争い
9月奈良で昨年6月川崎以来、久々の優勝を果たした。決勝は先導役の平山優太が主導権を握ると、別線の仕掛けに合わせて番手まくりで優勝をつかみ取った。今節も北日本の有望な若手がいるだけに、決勝に勝ち上がってくれば優勝争いに加わる可能性も十分だ。

柴田 竜史 静岡・34歳
南関でうまく連係して上位独占へ
8月小倉で昨年12月小田原以来の優勝。決勝は目標不在だったが、隙を逃さずに俊敏な動きで内を突くと、最後は中割り強襲で優勝をもぎ取った。近況は決勝入りを逃すこともあるが、ここは海老根恵太や若手機動型とうまく連係して、南関で上位独占といきたい。

能代谷 元 神奈川・33歳
前半戦の状態に戻れば優勝争いの中心
今年は4月伊東から4場所連続Vを含む6度優勝と前半戦は強さが光った。長欠明けの9月川崎では精彩を欠いたが、続く和歌山では決勝入りと良化の兆しを見せた。ただ、前半戦の良かったころに比べたら物足りないところ。ここまでにどこまで状態を上げられるかが鍵になる。

内田 玄希 東京・41歳
ホームバンク初のミッドナイト開催で気合増す
3月大垣G3で落車して約3カ月間、棒に振ってしまった。6月いわき平で復帰したが、降級の今期もここまで決勝進出がなく苦しい戦いが続く。ただ、ホームバンクの当地で初のミッドナイト開催。いやが応でも気合は増す。決勝進出で浮上のきっかけにしたい。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。