京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2022/7/5~7/7 富士通フロンテックカップ&サンケイスポーツ杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2022/6/29
シリーズ注目選手

柴田 洋輔 東京・36歳
地元戦ではいつも気合が割増し
5月当所で決勝2着など地元戦ではいつも気合が割増し。得た好目標に食い下がり、必ずや確定板(3着以内)に載ってくる。デビュー当時、有望株は大病を克服し、今では体幹トレーニングなどでランクアップに励む日々。今節も目が離せない。

浅井 康太 三重・38歳
円熟味が増した走りを見せる
当所でグランプリ初制覇から7年あまり。当時より機動力が衰えた代わりに、円熟味が増した。並走をしのぎ、後方から中コースを割っての逆転劇や、もちろん大外を駆け抜けるスピードも出色。相性のいい地で、近況の悪い流れを拭いたい。

木暮 安由 群馬・37歳
今節こそ真価を見せたい
タイトルに近かった男が正念場を迎えている。先日の高松宮記念杯は、1予から準決までオール3着としぶとさを発揮。ただ、攻守がそろう関東で地位を築くには、自在性を取り戻したい。先行目標が不安定な今節こそ真価を見せたい。

稲川 翔 大阪・37歳
機動型から絶大な信頼
14年のG1高松宮記念杯(宮記念杯)覇者が輝きを取り戻した。さばきが堅実で、スピード化したレースに合わせようと伸びが良くなった。地区を問わず機動型から信望も絶大。先の宮記念杯で失格した汚名は、今節の活躍で返上といくか。

和田 真久留 神奈川・31歳
タテ攻撃で存在感を示す
自在型に転向して、再びランクアップが始まった。かつてナショナルチームで鍛えたダッシュは健在。南関ラインの時に先頭、時には番手と位置を入れ替え、好勝負に持ち込む。南関の機動型が手薄な今節は、タテ攻撃で存在感を示すはずだ。

渡部 幸訓 福島・39歳
不利な展開から驚異の伸びを見せる
30歳台半ばを過ぎて、「強くなるにはもう時間がない」と意識改革。BMXの乗り込みを取り入れ、体幹を鍛え直した。昨年3月に宇都宮G3を制し、トップクラスの仲間入り。不利な展開から驚異の伸びで逆転するシーンが思い浮かぶ。

永澤 剛 青森・36歳
北日本ラインを支える名マーカー
北日本ラインを支える名マーカーの1人。命運は機動型の頑張りにありとばかり、番手や3番手でアシストに徹しながら108点台の競走得点をキープする。この夏は、けがに苦しんだ弟子・嵯峨昇喜郎の復調もうれしい。師匠も踏ん張る。

高橋 晋也 福島・27歳
約1年5カ月ぶりVで復調モード
6月いわき平で完全V。約1年5カ月ぶりの美酒が復調モードに転じた。デビュー当時からダッシュがさえた注目株は、一時ナショナルチームから離脱するなど不振だったが、この優勝で負のスパイラルに一区切り。今節も果敢に攻めていく。

雨谷 一樹 栃木・32歳
まくり、さばきも上達
ダッシュ自慢は、まくりはもちろん、さばきも上達した。競技への挑戦は東京五輪出場が断たれてひと区切り。落車への恐怖感が薄れた今、別線分断も手の内に入れて、上位争いに加わっている。仲間を大事にする思いが、ライン決着を導く。

東 龍之介 神奈川・32歳
機動型をガードし活路見いだす
堅実なさばきでS級に君臨した父・晃氏を追って輪界入り。父と同様に、機動型を必死にガードすることで活路を見いだしている。注目は南関の好目標がいないケース。別線の分断や、時にはまくり追い込みで突破する。やはり軽視できない。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。