京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2020/2/14~2/16 JFN杯&スポーツニッポン杯(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2020/2/10
シリーズ注目選手
伊藤 稔真 三重・23歳
降級後に連続Vと勢い十分
伊藤裕貴の弟で浅井康太の弟子と環境に恵まれ、1走ごとに力をつけている。前期はS級の壁に跳ね返されたものの、降級した今期は勝ち星を量産中。岐阜は2角まくり、豊橋はホームカマシで2場所連続優勝と勢いはとどまるところを知らない。有力なV候補の1人だ。
恩田 淳平 群馬・29歳
自在な走り光る関東勢の核
165センチ、63キロの小兵ながら、変幻自在な走りを武器に1年半S級で頑張った。A級に降格した今期は、優勝こそないものの西武園、宇都宮と連続して決勝に進出している。後手に回ることはまずなく、場合によってはカマシも辞さない。地元関東勢の核としての期待を背負う。
金野 俊秋 千葉・36歳
若手相手でも積極的に攻める
昨年7月に岩手から千葉に移籍した。もともと千葉で練習しており、南関の選手としての違和感はない。おとこ気あふれるタイプで、任されれば若手相手でも先行争いを辞さない。別線のたたき合いをまくるのが理想だが、突っ張り先行であっと言わせるシーンもありそうだ。
高橋 隆太 静岡・37歳
派手さはないが堅実な走り
昨年後期にA級降格してからは通算16場所走って9回決勝に進出(優勝1回)と安定した戦いぶりを披露した。派手さはないものの堅実さには定評があり、先行選手をしっかりガードしつつ直線勝負に持ち込めるタイプ。南関ラインで金野俊秋と連係して優勝を狙う。
東矢 昇太 熊本・33歳
位置取りとまくり足に磨き
バック本数は減った半面、的確な位置取りと鋭いまくりには磨きがかかっている。落車が多くなかなか波に乗れない印象はあるが、S級でも十分に上位争いできるだけのポテンシャルの持ち主。前を回ればまくり主体に戦い、吉田智哉と連係するようなら直線勝負で優勝を目指す。
中澤 央治 大阪・52歳
存在感あふれるベテランの技
往年のさばきは50歳を超えた今でも健在だ。S級だった前期も随所に見せ場をつくっていたが、降格した今期は十二分に存在感を示している。決して諦めない走りを武器に、同郷の谷口友真や近畿で脇本勇希、中部近畿で伊藤稔真らの番手から直線強襲を狙う。
吉田 智哉 愛媛・22歳
鋭いダッシュと強烈な地足
A級に降格した今期は年明けからいきなり格の違いを見せつけている。小松島、高松、向日町と3場所連続V。向日町は、先行とまくりを使い分けての完全Vで、レース内容は非の打ちどころがない。ダッシュが鋭く、地足も強烈。今開催のシリーズリーダーだ。
脇本 勇希 福井・21歳
偉大な兄に追いつき追い越せ
あの脇本雄太の弟で、昨年暮れのチャンレジファイナルを快勝してA級2班に特昇した。昇格後も積極的なレースぶりが光り、1月静岡では完全Vを達成。決勝は打鐘過ぎから踏み上げての圧勝劇だった。偉大な兄に追いつき追い越せの意気込みで今開催も果敢に風を切る。
南 蓮 和歌山・20歳
持ち味のダッシュは兄以上
チャレンジの最注目選手だ。115期の新鋭で、あの南潤の弟。アマチュア時代から活躍しており、ダッシュに関しては兄以上という声も聞こえてくる。今年も年明け初戦の豊橋で完全V、2戦目の奈良で1、1、2着とその勢いは増すばかり。今開催も自身に完全Vを課す。
梅川 風子 東京・28歳
不動の主役として必勝態勢
ガールズの不動の主役だ。一昨年、昨年と11月小倉のガールズGPトライアルを快勝してGPに連続出場。今や東京で1、2を争う選手に成長した。鋭いダッシュとスピードの持続力を武器に、今年も年明けから連続優勝を飾っている。ホームバンクでもあり、取りこぼしは許されない。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。