京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2020/2/8~2/10 デイリースポーツ杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2020/1/31
シリーズ注目選手
柴田 洋輔 東京・34歳
地元で目立つ脚力以上の好走
難病を克服し、体調管理に細心の注意を払いながら3期ぶりにS級1班へ昇格した。乗り込みや床上での体幹トレーニングを増やし、より高速化する競走形態に順応してきた。また、地元戦では脚力以上の結果を残す。今節も見逃せない。
阿部 力也 宮城・31歳
V戦線にぎわす今節最強2班
眠れる高素質が本格化した。デビューから9年目を迎えた昨年夏に快進撃が始まり、9月向日町でG3初制覇。切れ味や勝負強さに磨きがかかり、S級上位が多い宮城でも存在感を増す。今節は最強の2班としてV戦線をにぎわす。
池田 良 広島・34歳
予選スタートでも格上の存在
機動型をガードするさばきと、ゴール前の伸びが武器。昨年は競輪祭を除くG1の5大会に挑み、今期の競走得点は109点台と格上の存在だ。失格点がたたってS級2班へ降格になったが、予選スタートでもハンディにならない。
大川 龍二 広島・35歳
初のS1昇格でやる気アップ
今期はデビュー14年目で初めてS級1班に昇格し、やる気がアップ。7走して確定板に4度載ったように、しぶとい立ち回りが増えた。まくりが減った代わりに、さばきは堅実。機動型からも一目置かれ、今が旬の1人といえるだろう。
金子 哲大 埼玉・31歳
機動力を生かして主役を張る
競走得点107点超は今節の機動型では一番。競輪学校(現・養成所)でゴールデンキャップの高素質が、さらにトップスピードを上げた。後方から楽に巻き返す、メリハリが効いた走りはシリーズリーダーの資質十分。信頼したい。
近藤 俊明 神奈川・41歳
伸びの良化とともに成績上昇
南関ラインを重んじ、義理堅さが魅力の追い込み型。機動型に食い下がり、番手回りなら2着、3番手なら3着といった成績だったが、昨年夏から伸びが良くなるとともに上昇した。しぶとく強襲する場面があり、穴党にお薦めしたい1人。
柴崎 俊光 三重・35歳
リズム回復させて活躍なるか
G3覇者の仲間入りを果たした弟・淳との連係を夢見ながら切磋琢磨(せっさたくま)している。勝ちパターンは機動型をリードして直線勝負か、足をためてまくり追い込み。昨年末から落車や失格禍に見舞われ、リズム回復が活躍の鍵。
鹿内 翔 青森・34歳
前場所G3で2勝と勢い十分
一昨年冬に、練習の量と質を変えて脚力が劇的にアップした。今でも移動先の選手養成所で北日本の若手と乗り込みを続け、踏み出し、伸びが鋭くなるばかり。前場所のいわき平G3で2勝を挙げ、勝負強さを保ったまま今節を迎える。
高橋 和也 愛知・33歳
マーク戦が増え自在性アップ
1月立川G3の1予で逃げ切ったが、感冒で翌日から欠場。そのままリズムを乱し、前場所の宇都宮でも不振だった。ただし、最近ではタテ攻撃の他に、若手をマークする戦いが増えて自在性はアップ。そろそろ反攻といくか注目したい。
吉本 卓仁 福岡・36歳
別線たたき合えば出番あるぞ
探求心が旺盛で練習熱心な姿は、地元久留米勢の精神的支柱になっている。前場所のいわき平G3を回避し、調整期間は約3週間とたっぷり。別線のたたき合いを後方まくりで一蹴するか、鋭いカマシで見せ場を作っていく。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。