京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2019/12/10~12/12 恩田繁雄杯&サンケイスポーツ杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2019/12/4
シリーズ注目選手
芦沢 大輔 茨城・37歳
競輪祭欠場の無念を晴らすぞ
10月取手決勝の落車が響き、G1競輪祭は欠場を強いられた。その無念を晴らすべく、巧者はこれまで何度も落車禍を乗り越えたように状態アップに心血を注いでいる。仕上がり不足を良しとせず、参戦なら堅実なさばきを見せるはずだ。
欠場となりました
阿竹 智史 徳島・37歳
夏場にリズム崩すも復調気配
先行やまくり、さばきとこなすオールラウンダー。夏場から4度の落車でリズムや体調を崩したが、直前の平塚で復調への兆しを見せた。4月大宮決勝は短期登録のトルーマンを相手に逃げ切りVと、ここ一番で見せる度胸も魅力だ。
岩本 俊介 千葉・35歳
肉体改造で新ルールにも対応
献身的な妻に支えられ、春先から肉体改造を進めてパワーアップした。秋口には新車を投入し、誘導ペースが上がる新ルールにもそつなく対応している。先行を基本にして組み立て、別線の動き次第ではまくりに転じる。積極性も魅力だ。
海老根 恵太 千葉・42歳
GP制覇の地で注目度アップ
追走技術と切れ味を磨き、直前の久留米決勝は他地区の佐伯辰哉と好連係からV奪取した。序盤からペースが上がる新ルールになじみ、目標が不発ならまくり追い込みでしのぐ。09年グランプリを制した当所で注目度が増すはずだ。
香川 雄介 香川・45歳
衰え全く感じさせない好連係
春先は落車や失格でリズムを崩したが、今では伸びと俊敏さが戻って好調をキープしている。目標の若手との好連係が多く、衰えを全く感じさせない。展開の読みにたけ、要所での立ち回りやコース取りは的確。混戦番組ならより頼りになる。
木暮 安由 群馬・34歳
経験値を上げてタイトル間近
今年は高松宮記念杯と寛仁親王牌、競輪祭で決勝進出したようにG1タイトルに近づくオールラウンダー。先行が減った半面、鋭いまくりと俊敏なさばきで見せ場を作る。京王閣は昨年5月G3で全て2着の準V以来。今度は白星を連ねてみせる。
高橋 晋也 福島・25歳
S級一番乗り果たした有望株
伊豆市に拠点を移し、ナショナルチームとともに汗を流す日々。ルーキー115期で10月にS級一番乗りを果たし、2場所とも決勝進出とダッシュ、スピードを繰り出してきた。S級戦に慣れた有望株がノーシードからS級初Vに挑む。
林 巨人 愛知・36歳
S1死守すべく高まる集中力
11月和歌山で失格し、S級1班キープに黄信号が点灯した。そして直後のいわき平は2勝ゲットと集中力が増すばかり。好目標があればしっかりガード。展開が不利なら、まくり追い込みで突破。今節もメリハリがある走りで挑む。
三宅 達也 岡山・42歳
競走得点以上に存在感は十分
機動型の頃は中四国ラインをけん引し、追い込みに転向した今では機動型を徹底的にガードする。人望が厚く、競走得点以上の存在感を保つ。新ルールのこつをつかみ、混戦ではまくり追い込みで突破する。夏場からの好調ぶりを示す。
和田 圭 宮城・33歳
堅実さとしぶとさを生かすぞ
ゴール前の伸びはもちろん、堅実さとしぶとさが最大の武器。先行型をガードする腕と、目標が不発だった際の対応が光り、必ずや上位争いに加わってくる。9月向日町G3を制した阿部力也らとともに、宮城王国復活へ力が入る。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。