京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2019/4/1~4/3 サテライト市原&東京中日スポーツ杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2019/03/25
シリーズ注目選手
朝倉 佳弘 東京・38歳
実績豊富な地元で主役を張る
地元のエースとして大きな期待がかかる。特に京王閣はホームバンクでもあり、気合割増で臨んでくることは間違いない。実際当地は出走回数も多く、G3準優勝もある。鋭い差し足を武器に、今年も安定した成績を残しており、全日本選抜(別府)でも1勝。有力な優勝候補だ。
阿竹 智史 徳島・36歳
玉野G3制覇で上昇ムードだ
2月の玉野でうれしい約7年ぶりのG3制覇を達成した。落車によるケガが多い選手で、この開催も初日特選で落車。だが不屈の闘志で2日目から立て直し、準決、決勝と連勝した。たゆまぬ努力が実を結んだといっていい。目標がいれば番手を回るが、いなければ自分で局面を打開できる万能選手だ。
飯野 祐太 福島・34歳
おとこ気あふれて人望は厚い
落車もあり近況はこれといったヒットはないが、静岡G3の1予、松山G3の2予Bと勝ち上がりでの1着があり、調子そのものは悪くない。おとこ気ある選手で人望が厚いことでも知られる。同県の成田和也、小松崎大地と強固なラインを形成し、決勝の掲示板独占があっても全く不思議はない。
桐山 敬太郎 神奈川・36歳
落車の影響が消えて完全復調
直前の防府トラック競技支援で約4年半ぶりのG3優勝を果たした。昨年9月の落車の影響で長い間苦しんだが、ようやく完全復調した。戦法的にも自在から自力主体にチェンジしつつあり、存在感もさらにアップ。おとこ気あふれる選手で自分だけが勝つレースはしない。今開催も同県の齊藤竜也を連れて上位進出を狙う。
小松崎 大地 福島・36歳
北日本の先頭で持ち味を発揮
昨年は寛仁親王牌で初めてG1決勝の舞台に立った(5着)。デビュー以来コツコツと力をつけてきており、最終目標のG1タイトルに向けて今年はさらなる飛躍を目指す1年になりそうだ。多少早めにでも仕掛けて主導権を握り、ラインで上位独占を決めるケースが多い。今回も北日本の先頭で風を切る。
齊藤 竜也 神奈川・44歳
Gレースでも互角以上の戦い
近況の充実ぶりは今回のメンバーで随一かもしれない。昨年後半から一気に調子を上げ、弥彦と豊橋のF1で優勝。今年に入ってからも全日本選抜(別府)1予を快勝、玉野G3で通算2勝など、グレードレースでも互角以上の戦いを演じている。同県の桐山敬太郎を目標に直線鋭く突っ込むか。
長島 大介 栃木・29歳
磨きかかるダッシュ&持久力
今や栃木を代表する選手の1人にまで成長した。徹底先行タイプではないものの、好機を逃さずに仕掛ける思い切りの良さは関東でも屈指。ダッシュ力、持久力ともに年々磨きがかかっている印象だ。京王閣は昨年4月に1、2、1着とオール連対で優勝している。地元の朝倉佳弘とワンツーフィニッシュなるか。
成田 和也 福島・40歳
落車が続くも当地実績は十分
昨年後半から何度も落車に巻き込まれている。とはいえ、責任感の固まりだけに、出てくる以上は100%の力を出し切るはずだ。京王閣は一昨年G3決勝3着、13年オールスター決勝5着、12年GP準優勝など実績は十分。同県の飯野祐太、小松崎大地らを目標に直線鋭く抜け出す。
三谷 将太 奈良・33歳
近況の好調を支える弟の活躍
弟竜生の活躍に触発されたのか、近況の好調ぶりが光る。2月地元のブロックセブン、そして3月高松F1で今年既に優勝2回。特に高松は古性優作の中団まくりをきっちり差し切る力強い内容だった。1年間に6回も落車した昨年がまるでうそのよう。F1連続Vの可能性は十分だ。
神田 紘輔 大阪・32歳
とどまるところを知らぬ勢い
近況の充実ぶりは目を見張るものがある。昨年暮れの伊東G3で決勝進出(8着)すると、続く佐世保G3でも敗者戦とはいえ3日目、最終日を連勝。今年に入っても1月の松阪G3で決勝進出(4着)、2月小倉F1優勝と勢いはとどまるところを知らない。今年は初の日本選手権出場も決定。鋭い差し足を武器に東都でも一暴れする。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。