京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2019/5/10~5/12 デイリースポーツ杯(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2019/05/03
シリーズ注目選手
菅谷 隆司 東京・34歳
地元エースの誇りを胸に雪辱
今年はほぼ毎場所決勝に進出と、優勝こそないが安定感抜群な地元のエース。4月当所では連勝で決勝に進んだが、決勝7着と悔しさを味わった。1カ月後に早くもリベンジの機会が訪れ、燃えるものもあるだろう。狙い澄ましたまくりで地元優勝は譲らない。
酒井 拳蔵 大阪・23歳
機動力が戻り狙うは優勝のみ
降級後は1月松阪での落車もあり、波に乗り切れなかった。だが、2月松山、松戸で決勝2着。4月の佐世保、向日町も同様で、S級でも通用していた機動力が復活。足りないのは優勝だけだ。来期のS級復帰に向けて格上の足を見せ、ここから連続優勝を決める。
関根 健太郎 神奈川・28歳
来期S級へ若手機動型撃破だ
今年は1月松戸で優勝と幸先のいいスタートを切った。その後は優勝こそないが、来期初のS級へ向けてしっかりと足固めができている。今シリーズは各地区に若手機動型がそろい激戦ムード。自分より若い機動型には負けられない。今シリーズの南関を引っ張る。
中石 昌芳 広島・43歳
堅実な足でV狙えるベテラン
4月前橋、小倉と2場所連続で決勝進出を逃したが、A級では堅調な成績を残している。1月松山、3月佐世保では決勝2着と優勝まであと1歩。中四国地区は次々と自力型が出てきており、今シリーズも優勝候補の吉田智哉らと連係がかなえばチャンスは十分だ。
蕗澤 鴻太郎 群馬・24歳
年男が今年初Vへ気合の走り
6日に24歳の誕生日を迎えての初戦。年男が今年初優勝を狙う。4月大宮、弥彦とふがいない競走が続いたが、前場所の取手では攻める走りが復活。優勝は逃したが決勝2着と気迫を見せた。昨年12月の当所は準決敗退に終わっており、リベンジを期す。
守安 政雄 岡山・40歳
そろった中四国勢のまとめ役
降級の今期は3月福井の決勝2着など成績をしっかりまとめている。前期は12月の四日市G3で勝ち星をマークするなどS級でも存在感を示していた。来期のS級復帰へそろそろ優勝も欲しいところ。今節は中四国にメンバーがそろっており、優勝も十分狙える。
吉田 智哉 愛媛・21歳
勢い戻ってきた愛媛の核弾頭
昨年後半は初の1、2班戦でも存在感を発揮。3場所目の8月青森で嶋津拓弥らを破って優勝。それも無傷で決めた。今年は落車の影響もあってか惜しいところで優勝を逃しているが、来期のS級へ向けて徐々に調子も上げてきた。愛媛の核弾頭に期待大だ。
石井 寛子 東京・33歳
相性抜群ホームで外国勢迎撃
外国勢を迎え撃つ日本勢のリーダー。ファンリーセンとは過去の対戦で相性が悪いが、ホームバンクの京王閣となれば話は別。13年9月のガールズケイリンコレクションを含め、過去7度の優勝と抜群の相性を誇る。熟知したホームで外国勢を撃破する。
ナターシャ・ハンセン ニュージーランド・29歳
競輪に順応して今年初優勝へ
初来日の17年は1度も優勝できなかったが、2年目の昨年は3度の優勝に2度の決勝2着と、好パフォーマンスを披露した。日本の競輪に順応したことが大きな要因だ。今年は4月平塚で決勝3着、向日町で同2着と調子は上向き。当所で今年初優勝を決める。
ロリーヌ・ファンリーセン オランダ・31歳
世界トップクラスのスピード
3年連続3回目の参戦。昨年はまさかの優勝なしに終わったが、今年はW杯のケイリンで2度優勝。そして、来日初戦の4月豊橋から完全V。決勝で鈴木美教らを力でねじ伏せるなどエンジン全開だ。当所初登場の今回も、世界のスピードを見せつける。
更新時期
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