京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2019/11/12~11/14 関東カップ「後閑信一杯&名輪会杯&報知新聞社杯」(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2019/11/05
シリーズ注目選手
朝倉 佳弘 東京・39歳
7カ月ぶり地元で真価発揮
いつも伸びが増すホームバンクに7カ月ぶりに登場するとあって腕が鳴る。前場所久留米で落車したが、仕上がり不足は気合でカバー。アラフォーになり、追い込みの技術を磨く向上心と研究心が盛んになった。地元エースが真価を示す。
阿部 力也 宮城・31歳
信頼を集める堅実なさばき
宮城の誰もが認める好素質がようやく花開いた。今年初Vを、9月向日町G3で飾る離れ業を見せた。新ルールを克服し、外並走をこなして強襲する場面も多い。自力が減る半面で堅実にさばき、目標にする機動型からの信望が厚い。
伊勢崎 彰大 千葉・41歳
タフな心身から鋭脚さく裂
混戦で放つまくりは鋭く、要所の立ち回りも軽快。地区プロのチームスプリントは、先頭を務めた千葉チームを優勝に導いた。この秋はタフな心身で連戦と転戦をこなし、レース勘もさえたまま。好相性の当所で活発な動きを見せる。
大塚 健一郎 大分・42歳
気配一変へ踏ん張りどころ
今年だけで4度も落車した。別線分断をいとわずにさばく代償だが、大ケガを繰り返す負のスパイラルが続いた。直前の防府G3は途中欠場し、競走得点は105点台まで下がった。ここが踏ん張りどころ。気配一変に期待したい。
小林 泰正 群馬・25歳
持久力と観察眼で成績安定
徹底先行で6月にS級特昇した若武者が得点最上位の立場で挑む。ダッシュとスピードは上位陣に及ばないが、優れた持久力とライバルの観察眼で安定感を高めた。同期森田優弥と違い、ヤンググランプリ出場を逃した悔しさをばねにする。
島川 将貴 徳島・25歳
自慢の地足で見せ場つくる
7月名古屋で優勝し、8月久留米では準優勝。誘導ペースが上がる新ルールに早くも適応して勝負強さを増し、凡走するケースが減った。長い距離をもがく走りはお手のもの。今節もメリハリのある仕掛けで見せ場をつくる。
高橋 陽介 青森・37歳
苦境必至も総力戦で突破だ
戦法を追い込み主体の自在型へ変えつつも、時折見せるまくりは鋭い。直前の別府決勝は、最後方から単騎まくりで2着とレース勘もいい。今節は北日本の機動型が手薄とあって、総力戦で苦境をしのぐ。穴党でなくとも見逃せない。
永澤 剛 青森・34歳
有望な弟子と共に日々精進
先行勝負が減った代わりに、番手回りをそつなくこなし、自在戦では鋭いまくりを決めている。S級特昇後も快進撃する嵯峨昇喜郎を鍛え込み、同時に刺激される日々。今節もパワフルに仕掛ける若手を巧妙な組み立てで制すか注目したい。
森田 優弥 埼玉・21歳
年末の大舞台へ高まる士気
ヤンググランプリ出場が決まり、テンションが上がる。武器は、しなやかなペダリングで繰り出す先行とまくり。この夏秋は失格や落車でリズムを崩したが、強気な姿勢に変わりはない。埼京のリードオフマンが突進する。
横山 尚則 茨城・28歳
ダッシュとスピードが復活
理事長杯スタートのG1寛仁親王牌は未勝利、連対なしで終わったが、すぐに立て直した。直後の弥彦はタテに鋭く仕掛けたように、らしさが全開だった。親王杯出走をたぐり寄せたダッシュとスピードが戻り、活躍への鍵は要所の判断だ。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。