京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2019/9/29~10/1 サンケイスポーツ杯(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2019/09/21
シリーズ注目選手
鈴木 謙二 東京・33歳
走り慣れた地元でエース躍動
ホームバンクで迎える今開催の地元エース。キレのあるカマシ、まくりで白星を量産している。最近は位置にもこだわりを見せ、9月西武園では中団から引かない姿勢でまくりVを飾った。走り慣れた京王閣でまくり3連発といく。
木村 貴宏 茨城・42歳
元S級のタテ足は切れ味十分
S級では競りも辞さないファイターとして活躍。一方、今期からのA級では鋭い差し足を見せ、降級直後に2場所連続V。さすがに力の違いを見せている印象。富山準決では自らまくり上げるシーンも。切れるタテ足はV候補として注目。
高津 晃治 岡山・40歳
混戦を突いての直線強襲一考
前期はS級で活躍し、今年4月の松戸一般戦では、3連単59万円超の大波乱を演出した、タテ型の追い込み選手。今期は目標不在のときにまくりを繰り出したこともあり、タテ足は健在だ。混戦になったときの直線強襲は一考したい。
藤井 準也 岐阜・25歳
安定の決勝進出で上昇ムード
地足タイプの機動型。京王閣は今年3月にも参戦し「流れる感じで好きな感じのバンク」と話す。近況は安定して決勝に乗れており上昇一途だ。8月和歌山決勝で失格した分も、点数が欲しい。S級復帰へ貪欲に攻めてきそうだ。
寺沼 伊織 東京・21歳
ホームデビュー戦で必勝態勢
兄将彦(111期)を追いかけて輪界入り。弟の拓摩は同期で、3兄弟で奮闘している。デビュー直後は苦戦したが、立川、武雄と連続で決勝進出と徐々に競走にも慣れてきた印象だ。今回は待望のホームデビュー戦で貪欲に1着を目指す。
石井 洋輝 福島・19歳
着外なし・予選無敗の快進撃
中学から自転車競技を始め、中長距離で活躍。ジュニア世界選手権にも出場し、115期屈指の持久力を誇る。今年7月のデビュー以来着外がなく、予選はいまだ無敗と成績も抜群。何度も踏み直せるスピード地足で主導権は渡さない。
小原 丈一郎 青森・20歳
光り輝くスピード&ダッシュ
父は57期でS級でも活躍した則夫さん。スピードもダッシュも兼ね備え、地元青森デビュー戦で優勝も決めた。まだムラな部分も見せるが、圧倒的な脚力でカバーしてしまうほどだ。チャレンジのV候補筆頭として別線を力でねじ伏せる。
城戸 俊潔 岡山・21歳
自在性も出す穴党必見の新人
おじの藤岡隆治のレースを見て輪界入りを志し、石丸寛之に師事。地足を生かした先行、まくりで1着を積み重ねている。自在性も兼ね備えており、初Vだった小倉では番手回りで自力に転じて優勝。穴党は注目したいルーキーだ。
梅川 風子 東京・28歳
待望のホーム初Vへ本領発揮
スピードスケートで鍛えたパワフルな走りが魅力。今年4月にはフレッシュクイーン初代女王にもなった実力者だ。現在、12連勝中で4場所連続完全V。ただ、京王閣では不思議と優勝がない。今開催こそ、待望のホーム初Vを狙う。
高木 真備 東京・25歳
自在性が磨かれて大崩れなし
今年前半は5度の優勝を飾ったが、細菌性の病気や相次ぐ落車もあり、波乱の1年となっている。ただ、自在性に磨きがかかり、大崩れがないのが強み。ファンの多い高木が地元京王閣で優勝して会心の「マキビスマイル」を爆発させる。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。