京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2019/7/16～7/18 報知新聞社杯（FII）
記事提供：日刊スポーツ
更新：2019/07/09
シリーズ注目選手
猪狩 祐樹 福島・32歳
持久力を発揮して新ルール対応
スピード不足を補って余りある持久力の持ち主だ。誘導のペースが上がる新ルールにそつなく対応し、先行やまくりで見せ場をつくる。直前の７月取手決勝は、新鋭の太田将成のまくりを巧追して準優勝だった。成績上昇へ流れを呼び込む。
伊藤 慶太郎 埼玉・25歳
不屈の魂に父のＤＮＡが息づく
４月函館で落車し、右半身を強打してから約２カ月ぶりに実戦を迎える。昨年夏には、左鎖骨骨折から１カ月余りで復帰、活躍した。内臓疾患を押して戦った父公人氏（故人）のＤＮＡを継ぎ、再び闘将ぶりを見せるか、注目したい。
上吹越 俊一 鹿児島・42歳
目標の有無を問わず混戦で浮上
レース終盤のスピードが光り、前期Ｓ級ではまくりや大外強襲で６勝を挙げた。さばきの甘さが難点だが、混戦に強く、目標の有無を問わない点が魅力。直前の佐世保は敗者戦の１勝にとどまり、今節は巻き返しの場と位置付けて臨む。
佐々木 翔一 佐賀・32歳
積極的に攻めて持久力を生かす
３度Ｇ１を制した佐々木昭彦氏（４３期引退）がおじにあたり、高校時代から自転車に打ち込んできた。持久力を生かした先行とまくりが武器。前期まで１年半ほどＳ級でスピード不足を感じたが、積極的な気構えを持つファイターだ。
高木 和仁 福岡・44歳
降級２場所目を迎え本領発揮だ
さばきが堅実で、好目標を得ると集中度もアップ。Ｓ級だった前期の５月岸和田決勝は、別線との並走をしのいで準優勝だった。降級から初戦の７月松戸は伸びを欠くも、２場所目の今節は本領発揮といきたい。競走得点ＮＯ・１番の意地を示す。
藤井 孝則 兵庫・41歳
大穴メーカーから堅実派へ転身
調子が上がると落車するという悪循環を繰り返したが、そつのなさは相変わらず。自在性は消えても、タテ足を生かして目標に食い下がる。Ｓ級時代は不利な展開から突っ込む大穴メーカーだったが、今節は堅実な追い込みとして注目を集める。
藤原 俊太郎 岡山・23歳
Ｓ級定着へ決めるぞ好スタート
小柄な体をハンディにせず、俊敏に好位をキープして仕掛ける。めりはりがあるタテ攻撃で前期は優勝２度、準優勝３度と大活躍した。今節は、ほぼ決まった来期に続くＳ級定着を目指す半年間。その始まりの今節はさらに気合が増す。
森安 崇之 香川・41歳
追い込み技量はＳ級予選レベル
今期のＡ級陥落は失格点が響いたもので、追い込みとしての技量はＳ級予選で通用するレベル。番手回りなら目標を徹底してガードし、３番手回りか単騎戦なら直線で狭いコースを縫うように突く。強襲劇が多い当地の特徴にうってつけだ。
谷津田 将吾 福島・39歳
失地回復へ６年ぶり舞台を克服
かつてＳ級１班だった実力者が、昨年夏場の落車禍をきっかけにＡ級へ陥落した。鋭いダッシュと伸びが影を潜め、自在性も失った。当所に登場するのは約６年ぶり。バンクへの先入観を持たずに、フレッシュな気持ちで走って失地回復といきたい。
連佛 康浩 岡山・33歳
自在足を駆使して別線を惑わす
ラインの先頭なら縦横無尽に動く。機動型をマークすれば、車間を空けながらガードして差す。自在性を武器にして別線を大いに惑わせる巧者だ。５月高知で落車した後遺症も癒え、調子を上げている。今節は絶好の狙いになる。
更新時期
毎開催（節）ごとに更新されます。