京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2019/2/12~2/14 スポーツニッポン杯&こだまスイカ杯(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2019/02/04
シリーズ注目選手
岡本 大嗣 東京・38歳
地元V目指し出るか最終兵器
かつては毎年のように寛仁親王牌に出場していた高いポテンシャルの持ち主。基本は追い込みだが、常に自力も兼備しており、前場所の小倉ミッドナイトでは番手まくりで優勝を飾っている。ホームバンクでは特に気合が入るタイプで、関東で今泉薫を目標にするか、不在なら自力で地元Vを目指す。
有坂 直樹 秋田・49歳
心強い後輩と上位進出を狙う
かつてのダービー王&GPレーサーも今期からはA級暮らし。降格後も瞬間的なスピードについていけないシーンが見られるが、流れに乗ってしまえば往年の差し足は健在。今場所は同県の門脇翼という心強い後輩がいるだけに、上位争いに食い込んでくる可能性は十分にある。
今泉 薫 群馬・35歳
強烈カマシ&まくりで一発も
今期は1年ぶりにA級に降格した。降格後は地元前橋で決勝を外すなどいまひとつリズムに乗れていないが、そろそろA級の流れにも慣れてくるだろう。ペースが緩んだ瞬間に仕掛けるカマシ、まくりの威力は強烈で、地元岡本大嗣と連係して上位独占を狙う。
門脇 翼 秋田・25歳
S級目前の好素材が躍動必至
昨年3月玉野の111期ルーキーチャンピオンに出走(9着)した好素材で、S級昇格も時間の問題だ。基本は先行だが、展開次第ではまくりでも勝ち切れる器用さを持っている。京王閣は過去2回走って、ともに決勝に進出と相性がいい。大先輩の有坂直樹を連れて果敢に風を切る。
齊藤 健人 静岡・32歳
安定感が戻り果敢な攻め期待
今年33歳になるが、相変わらず果敢に風を切るレースがすがすがしい。一時期のスランプを脱して、近況は安定感が戻ってきた。この年末年始は3連続で決勝に進出。ほとんどのレースでバックを取っているだけに価値がある。今場所は齋藤輝彦、宮倉勇とラインも強固。南関上位独占の鍵を握る。
齋藤 輝彦 神奈川・36歳
好相性地で南関のエース光る
今開催の南関のエース格だ。前場所の大宮初日特選で落車滑入(8着)した影響で準決7着後に欠場したが、ここまで間隔があいただけに、しっかり立て直してくるだろう。京王閣は直近2場所連続で決勝に進出中と得意。鋭い差し足と、厳しいヨコの動きでA級1、2班戦初優勝を飾りたい。
高谷 雅彦 青森・47歳
ここ一番のタテ攻撃が侮れぬ
A級2班と侮ってはいけない。青森支部長として公務に忙しい中、近況は本業でも1、2着を量産している。番手を回ることが多いが、目標がなければ、かつて徹底先行として鳴らした自力を出す準備もできている。秋田コンビと連係しながら、ここ一番ではタテの足を繰り出し、V戦線に食い込む。
野口 正則 奈良・28歳
小柄でも非凡なスピード注目
S級だった前期も9月の立川で決勝進出(8着)しているように、A級では力が一枚上だ。160センチと小柄ながら、スピードの持続力は非凡なものがある。今期はまだA級の流れに乗れていないが、そろそろ実力を発揮してもいいころ。果敢な先行でラインを引っ張るはずだ。
宮倉 勇 千葉・54歳
衰えることのない脚力と闘志
今年55歳になる大ベテランだが、脚力と闘志は衰え知らずだ。昨年暮れの松戸決勝では、最終バック8番手という絶体絶命の位置から2着に入り、3連単47万円という大波乱の片棒を担いだ。年明け早々のいわき平で落車したが、すぐに復帰。南関ラインで齊藤健人、齋藤輝彦と連係しながら、今回も穴を出すか。
山崎 岳志 佐賀・45歳
車券への貢献度が高い堅実派
派手さはないが車券には堅実に絡んでくるタイプ。ファンにとっては配当的にありがたい存在だ。近況はあまり東日本で走っていないものの、かつては多彩な戦法を駆使してS級上位で活躍していた実力者。西日本で連係して野口正則を目標に直線鋭く上位に食い込んでくるはずだ。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。