京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2019/1/1~1/3 NEW YEAR RACE 2019 後閑信一杯&名輪会杯&報知新聞社杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2018/12/23
シリーズ注目選手
内田 英介 東京・37歳
位置が悪くても軽視できない
小柄だが狭いコースを突くタテ足が魅力の追い込みレーサー。番手よりは3番手など苦しい位置ほど強襲してくる。11月小田原での落車の影響が気がかりだが、新年を地元で迎えるために仕上げてくるはず。関東地区の機動型を目標に差し足を伸ばす。
芦澤 大輔 茨城・36歳
新年Vへファイターが燃える
目標不在時は番手で競り、味方のためには身をていして援護に徹するファイター。レース中こそ鬼気迫る迫力で戦うが、普段は礼儀正しい一本気の男で、古き良き時代の競輪選手。後輩の機動型と自らを鼓舞して新年初戦のV取りを目指す。
加倉 正義 福岡・47歳
円熟のタテ足は衰え知らずだ
18年後半はA級に陥落したが、円熟のタテ足は衰え知らず。半年で5度の優勝を誇り、A級トップ9人のみ出場できるレインボーカップA級ファイナルにも出場。勝ちグセをつけて堂々とS級に復帰する。今の勢いならあっさり決勝に進んでも不思議はない。
香川 雄介 香川・44歳
しぶとさ生かし19年も躍進
充実の18年だった。地元開催のG2ウィナーズC決勝を皮切りに、日本選手権と競輪祭の2度、G1決勝に進出し、最後までGP争いに加わった。「まさか1年で2度もG1決勝に乗れるとは」と、自身が目を丸くしたほど。しぶとい差し足で優勝をさらう。
近藤 夏樹 千葉・31歳
遅咲きレーサーの走りに注目
デビュー10年目にしてS級デビュー戦を迎える。一時は代謝制度にかかりそうなほど成績は低迷したが、「どうせ引退するなら」と兄隆司に教えを請い、その才能をみるみる開花させた。兄同様に、まくりを得意とする。S級でどう戦うか注目だ。
月森 亮輔 岡山・26歳
街道練習の成果で成績アップ
18年9月の青森で初めてG3決勝に進出。バンク中心から街道での乗り込み重視の練習方法にシフトしたことが奏功した。コンスタントに決勝に進み競走得点も106点。S級初優勝も現実味を帯びる。西日本地区の先頭として鋭いまくりを放つ。
松岡 貴久 熊本・34歳
F1でVを重ねて気力も充実
18年は不振にあえいだ。ウィナーズC1予での1着失格などリズムもかみ合わず、落車禍にも見舞われ、オールスター以降はG1戦線からも外れる厳しい1年だった。だが、F1優勝3回で持ち直した印象。奈良の初日特選で先行した奇襲攻撃も気力充実の証しだろう。19年を復活の年にしたい。
山賀 雅仁 千葉・36歳
人気を落とした時こそ要注意
目標不在ならまくりで、前がいれば援護する自力兼備の自在選手。成績はムラだけに1着時には高配当をもたらす穴レーサーでもある。青森G3も3番手から伸びており、人気薄になるほど一発を秘める。前回の京王閣は無念の途中欠場。その分も3連勝を狙う。
吉田 拓矢 茨城・23歳
出世舞台で再び飛躍へ駆ける
18年はグレード戦線での壁に阻まれ試練の年となった。その分、京王閣で新年を迎えられるのはプラス。S級デビューの15年11月の京王閣G3でいきなり決勝に進出している。タイヤ差の2着で優勝を逃したが、輪界の名を響かせたのは記憶に新しい。新年初戦を制して19年こそ飛躍の年にする。
高木 隆弘 神奈川・49歳
A級陥落も底力はS級レベル
失格のため、28年5カ月に渡って死守してきたS級からA級に陥落した。ただ、18年のS級後半戦では一般戦ながらも1着を取っていて、闘志は衰えていない。G1タイトル3つの実績は申し分なし。南関の若手機動型をリードし存在感を示す。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。