京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2018/11/03～11/05 富士通フロンテックカップ＆デイリースポーツ杯（FI）
記事提供：日刊スポーツ
更新：2018/10/28
シリーズ注目選手
伊勢崎 彰大 千葉・40歳
踏み出しと伸びを生かして雪辱
目標選手がトリッキーに走っても、しっかりとガードして差し切る。踏み出しと伸びが武器の追い込み型で、南関勢の機動型から信頼が厚い。師匠・滝沢正光氏の冠大会だった１０月松戸Ｇ３は準決で敗退。その無念を今節の活躍で晴らす。
坂本 貴史 青森・29歳
新味を引き出し戦法に幅が出た
非凡なスピードを生かした仕掛けで、常にＶ戦線を盛り上げてきた。最近は淡泊なイメージを一掃しようと心がけ、１０月松戸Ｇ３準決は先手ラインを分断して番手まくりで１着。なりふり構わぬ姿勢で、今節もレースを支配していく。
佐藤 博紀 岩手・33歳
活気づく岩手の顔として奮闘
舞台が日大時代に汗を流した京王閣バンクなら、動きも気合も割り増しになりそう。カマシに頼らず、後攻めからの押さえ先行を増やしてガード陣の信望も厚くなった。有望ルーキー藤根俊貴の出現で、活気づく岩手の顔として奮闘する。
柴崎 淳 三重・32歳
Ｇ戦線を沸かすダッシュに注目
ダッシュが持ち味の天才肌。レース序盤に先行策をベースに前々へ攻め、最終的に中団をキープすると、繰り出すまくりは鋭い。今期はグレード戦線で６勝を挙げ、前橋Ｇ１準決は果敢に逃げて浅井康太を決勝進出に導いた。今節も大胆な走りに注目したい。
鈴木 竜士 茨城・24歳
Ｓ級初Ｖの地で再び主役の座を
昨年のヤンググランプリ覇者が得意の冬場を前に調子を上げてきた。テオ・ボスに仕込まれたウエートトレーニングが奏功し、パワフルな仕掛けで直前４場所の決勝は優勝か準優勝と大活躍。Ｓ級初Ｖを飾った京王閣で主役の座は譲らない。
中西 大 和歌山・28歳
西勢のけん引役として先行１本
大学まで陸上の円盤投げに打ち込み、強靱（きょうじん）な体幹を生かした先行でランクを上げてきた。若手が多い和歌山勢の勢いにも乗せられ、主導権取りにこだわる姿は他地区からも注目の的。中近ばかりか西勢のけん引役を果たす。
守澤 太志 秋田・33歳
予選組でも実力は争覇クラス
２班で予選スタートを強いられながら、競走得点は今節のメンバー中トップ。並走をしのぐさばきと鋭い切れ味で、今期２Ｖなど勝負強さを見せている。１０月の前橋Ｇ１で失格しており、それがどう影響するか。目標不在なら自力発進で打開する。
簗田 一輝 静岡・22歳
存在感を増す南関勢の大砲候補
スピードを生かした先行まくりで、後方からでも難なく巻き返す。６月に２場所連続の完全Ｖを果たし、南関勢の大砲候補として存在感を増してきた。１０月函館を欠場したが、その後の地区プロで好走。今節も本領を発揮するはずだ。
山内 卓也 愛知・41歳
好相性の柴崎淳とワンツー狙う
現状は目標次第でも、堅実なさばきで通算４５２勝を挙げているベテラン。若手に調整法や乗車フォームから心構えまで伝え、中部勢の精神的支柱として浅井康太らからも頼られる存在だ。今節は相性がいい柴崎淳との好連係をもくろむ。
山賀 雅仁 千葉・36歳
脚質転換が奏功して成績アップ
まくり一辺倒の戦法スタイルから、追い込み主体の自在型へと転向して成績が上昇。９月青森Ｇ３は、静岡勢の３番手から外を突き抜けて優勝したように勝負強さが戻った。今節は豊橋Ｇ３から中１日。過密日程を克服して存在感を示す。
更新時期
毎開催（節）ごとに更新されます。