京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2018/09/06～09/08 日刊ゲンダイ杯＆アイスリボンカップ（FII）
記事提供：日刊スポーツ
更新：2018/08/31
シリーズ注目選手
北村 貴幸 群馬・47歳
柔軟な発想で切れ味を保つ
堅実なさばきと伸びが武器。好目標を得たケースで存在感が増す。街道やバンクで乗り込む他に、体幹トレーニングの一環としてレーシングカートによるサーキット走行を取り入れる現代派。柔軟な発想も切れを保つ秘訣（ひけつ）だ。
久米 良 徳島・30歳
腰痛を克服して上昇ムード
一昨年冬に悩まされた腰痛が癒え、練習量を増やすと同時に切れ味もアップ。現在は８場所続けて決勝進出と勝負強い。まくりを飛び道具に持ち、風向きがころころと変わって乱ペースになる京王閣ナイターにうってつけだろう。
笹倉 慎也 富山・32歳
展開不問の足は安定感十分
今期は優勝した８月高知まで４場所全て決勝進出と安定感が光る。好位キープからの追い込みと、時折見せるまくりは鋭い。場面によっては別線を強引に分断しながら勝機を探り、これまでの淡泊な走りは消えた。今節も展開不問で活躍する。
鈴木 良太 静岡・41歳
連続Ｓ級キープへ鋭脚発揮
来期に続き、現在は２期連続のＳ級点数キープへ奮闘している。さばきに定評があり、先行型からの信望が厚い。課題の踏み出しも強化され、あとは目標が先制する絶好の展開を待つのみ。持ち前の切れ味を見せるか注目したい。
染谷 幸喜 千葉・30歳
一戦ごとに組み立てが進化
大学まで陸上の十種競技に打ち込み、ダッシュと持久力のバランスが整ったアスリート。一戦ごとに組み立てが進化する今期は７月弥彦で優勝し、８月松戸は準優勝と本格化の兆しがある。今節は予選からＶ戦線をにぎわす。
松岡 晋乃介 岐阜・22歳
自慢のロングスパート炸裂
陸上の砲丸投げから転向し、全身のばねを生かしたロングスパートは力強い。細切れ戦で後手に回るともろいが、すんなり出切ってしまうとかかりはＳ級レベル。重い走路を苦にせず、風が気まぐれに向きを変える京王閣でも真価を発揮する。
三住 博昭 神奈川・50歳
南関の柱として存在を示す
日ごろは川崎バンクで若手と精力的に乗り込み、切れ味も闘志も維持。８月は立川で失格したが、直後の青森準決で白星とすぐさま立て直した。今節は南関勢でトップの競走得点を持ち、ラインの束ね役としても存在感を示したい。
奥井 迪 東京・36歳
ガールズＧＰへ必勝を期す
ガールズ最多となる２７６勝の大半を逃げ切りで挙げて、先行日本一の称号を持つ個性派レーサー。レース形態が複雑で主導権取りが難しい状況を、後方まくりで突破するケースも増えた。現在、賞金ランク７位で集中度を増して参戦する。
小林 莉子 東京・25歳
屈指のテクニックで地元Ｖ
好位をキープしてからのまくりと追い込みを得意にして、３連対率は９割近い数字をたたき出している。狭いコースを縫うように踏む、テクニックとしぶとさはガールズで屈指。クセを知り尽くす京王閣で３月取手以来のＶ奪取に全力を注ぐ。
大久保 花梨 福岡・20歳
ダッシュと末の粘りを強化
あっせん停止になった４月と５月に乗り込み、ダッシュと末の粘りを強化した。度胸もよく、４日制の８月川崎は全て逃げ切りで完全Ｖと本格化。同じ久留米ガールズの小林優香や児玉碧衣らにもまれ、今節もあくなき向上心を持って挑む。
更新時期
毎開催（節）ごとに更新されます。