京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2021/1/8～1/10 恩田繁雄杯＆CTCカップ＆サンケイスポーツ杯（FI）
記事提供：日刊スポーツ
更新：2021/1/3
シリーズ注目選手
小原 太樹 神奈川・32歳
Ｇ３途中欠場の汚名返上だ
さばいて良し、まくって良し。逃げればライン決着を果たすオールラウンダーは、ＧＰレーサーの郡司浩平とともに切磋琢磨（せっさたくま）してきた。京王閣は２０年１０月Ｇ３で不調から途中欠場して以来の参戦。汚名返上へ力が入る。
小原 佑太 青森・24歳
パリ五輪も見据え本業と両立
ナショナルチームＢに所属し、２４年パリ五輪の活躍を夢見るアスリート。ダッシュ、スピードは目を見張り、競輪ではあえて仕掛けを早くすることでゴール前の粘りも付いてきた。脚力は７車立てにうってつけ。今節もＶ戦線をにぎわす。
佐々木 雄一 福島・41歳
踏み出しと伸び強化で充実
９９年のデビュー前にナショナルチームの一員だった高い素質が再び躍動し始めた。室内練習の機器に世界各国のアスリートと戦うバーチャルレースを組み込み、踏み出しと伸びを強化した。北日本勢からの信望も厚い好漢が切れを見せる。
佐藤 友和 岩手・37歳
自慢の機動力で存在アピール
この冬は新たな移動先の千葉県内で乗り込む日々。行動をともにする弟子たちに勝負のイロハを教え、自身は基礎から脚力を鍛え闘争心もリセットしている。逃げれば別線にまくらせず、まくりなら後続を連れ込む運びで存在感を見せる。
皿屋 豊 三重・38歳
中部の大砲さらに飛躍するか
伊勢市公務員からの転身レーサーが、２０年に大きくランクアップした。３度のＧ１出場で超一流の力を体感しながら、ダッシュとスピードを強化し、組み立ても見直した。今や中部勢に欠かせない「大砲」が別線を蹴散らしていく。
田中 晴基 千葉・34歳
力を出し切ることがモットー
常に先を見据え、力を出し切ることを第一にしたスパートは威力十分。番組次第で先行も辞さず、南関勢から頼られ、別線に恐れられている。愛読する漫画「ゴルゴ１３」の主人公のように、今節もゴール線を真っ先に射抜くことが目標だ。
東口 善朋 和歌山・41歳
肉体＆フォーム改造で飛躍
２０年にさらなる飛躍を遂げた。１０月には、Ｇ１寛仁親王牌の決勝で脇本雄太から離れながらも３着と大健闘。減量から始まった肉体とフォーム改造の効果が表れ、タテ足の威力を増した。この２１年の走り初めでも充実ぶりを示していく。
三谷 竜生 奈良・33歳
ダービー制覇の舞台で底力を
１８年のＧＰ制覇で賞金王に輝いたスピードスターが復権へ懸命だ。２０年は秋に３度失格でリズムを乱したが、その後は果敢な仕掛けで見せ場を作っている。当所は１７年ダービーでＧ１初制覇と験が良く、底力を発揮する格好の場だ。
南 修二 大阪・39歳
事故点の制約を跳ね返せるか
番手戦なら目標の機動型を徹底的にガードし、自在戦なら最後はまくり追い込みで前団に迫る。メリハリの利いた走りで近畿勢を束ねている。ただ、２０年後期に３度も失格した影響は大。制約を受ける中で、本領発揮といくか注目したい。
吉澤 純平 茨城・35歳
自在性が加わり安定感上昇
スピードスケートで、１０年バンクーバー冬季五輪に挑んだアスリートは真冬を苦にしない。ビッグ戦線でも光るダッシュとスピードに、自在性が加わって大崩れしなくなった。関東のエース候補が年頭から鋭く風を切り裂いていく。
更新時期
毎開催（節）ごとに更新されます。