京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2020/12/12~12/14 ラ・ピスタ新橋カップ&デイリースポーツ杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2020/12/5
シリーズ注目選手
寺沼 将彦 東京・28歳
S級入りの前に地元Vで弾みを
A級の主役を張る、地元期待の機動型。デビューから3年をかけ、来期からのS級昇級を決めている。ホームの京王閣ではチャレンジで優勝があるものの、1、2班での優勝がまだないことが不思議なほど。地元優勝を手土産にS級の舞台に立ちたい。
後藤 悠 岩手・25歳
昇班後初優勝を目指して奮闘
師匠は佐藤友和で、同門に若手機動型が多数おり、練習環境は抜群。もともとダッシュを生かしたカマシ、まくりが得意だが、最近は先行回数も増えてきた。来期はS級2班が決まっている。未来の北日本をけん引するホープが、今年最終戦を優勝で締めくくる。
諸橋 愛 新潟・43歳
勝利への貪欲さが支持を集める
グランプリには惜しくも届かなかったが、今年1年、大舞台で活躍してきた。目標不在でもシビアなコース取りで貪欲に1着を狙う姿勢がファンの支持を集めている。別府G3からレース間隔はないが、走る以上は優勝のみを狙ってきそうだ。
芦澤 辰弘 茨城・32歳
飛躍の年は公私ともに充実一途
今年は和歌山・高松宮記念杯で初めてのG1決勝進出を果たすなど、飛躍の年になった。プライベートでは伴侶を得て、来年は兄大輔とともにますます楽しみな存在だ。3番手や単騎でもしぶとく伸びる、穴党向けの選手。今開催も自慢の伸びでV奪取する。
阿部 力也 宮城・32歳
目標に事欠かない今開催は勝機
追い込みに転じて非凡な素質を開花させた。前橋・寛仁親王牌での落車で肋骨(ろっこつ)を骨折しながら、1カ月後の競輪祭では4、5走目に確定板を確保と意地を見せている。時に自力も打てるタテ足は魅力。目標に事欠かない今開催はV候補の一角になる。
飯野 祐太 福島・36歳
地元オールスターへ奮闘は続く
北日本の先頭役として奮戦してきた苦労人。しばらくビッグ戦線から離れていたが、近況はまくりにさばきと攻め幅も広げ、競走得点も上昇中。先月には今年初優勝も飾った。来年の地元いわき平オールスターに出場するためにも、S1の点数確保へ奮闘する。
森田 優弥 埼玉・22歳
ヤングGP見据えて機動力全開
年末の平塚ヤンググランプリ出場が決まっている、埼京期待の新鋭機動型だ。準地元地区のこの開催で弾みをつけたいはず。ビッグレースでは壁に当たっている印象だが、F1では伸び伸び走れそうだ。関東の強力な追い込み勢を味方に、果敢に風を切る。
雨谷 一樹 栃木・30歳
代表を離れてヨコの動きに磨き
長らく東京五輪を目指してナショナルチームで活動していたが、チームスプリントの出場がかなわず、今は競輪1本に。ダッシュ力に加えて最近は「何でもできるように」とヨコの動きに磨きをかけている。競輪選手、そして自在型としてひと花咲かせる。
蕗沢 鴻太郎 群馬・25歳
地足を生かしたパワー先行注目
サッカーから輪界入り。昨年7月にS級特昇した非凡な素質の持ち主だ。まだ粗削りだが、パワーを生かした迫力のある先行が魅力。西武園では鈴木謙太郎とワンツーで準優勝と、S級初Vまであと1歩に迫っている。地足を生かしたパワー先行に注目だ。
渡辺 晴智 福岡・47歳
7月に地元Vなど健在アピール
静岡を束ねるベテランレーサー。今年7月の静岡で優勝するなど、いぶし銀の差し足はまだまだ健在だ。京王閣は昨年3月以来で、この時は決勝を逃した。ただ、18年には優勝も決めているバンク。南関の若手機動型をリードしながら、存在感を示す。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。