京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2020/6/4~6/6 やきとりおおしば杯&デイリー杯(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2020/5/28
シリーズ注目選手
市川 健太 東京・44歳
機動力で若手を圧倒するベテラン
44歳になった今もバリバリの先行、まくりで若手を圧倒する地元支部長。A級降格となった今期はほとんどの場所で決勝に進出しており、3月静岡では優勝も飾っている。基本的には自力で戦うが、地元同士の寺沼将彦の番手を回るようならV確率はさらにアップする。
近藤 寛央 東京・33歳
S級で見せたしぶとさ発揮するか
派手さはないが、堅実な走りは玄人好みだ。昨年1年間はS級に在籍し、強敵相手に決勝進出するなど随所でしぶとさを発揮していた。自身が人気になるレースよりは、相手が強くなればなるほど存在感を発揮するタイプ。激戦の中、最後の最後に鋭く浮上してきそうだ。
寺沼 将彦 東京・28歳
昨年デビュー弟2人に刺激された
伊織と拓摩の2人の弟が昨年デビューしたことで大きな刺激を受けている。今年は優勝こそないものの、3月静岡(3着)、同立川(準優勝)、開催中止を挟んで5月川崎(5着)と3場所連続で決勝進出中。ダッシュ力を生かしたカマシ、まくりで地元の牙城を守る。
長井 優斗 東京・32歳
そろった地元勢の連係から活路を
選手だった祖父、父の背中を見て育ち、弟妙樹もA級上位で活躍中という競輪一家に育った。今年は安定感が光り、勝率12・5%、連対率33・3%、3連対率50・0%は信頼できる数字だ。地元同士の市川健太、寺沼将彦らと連係して上位進出を狙う。
菊池 岳仁 長野・19歳
ダッシュ&強地足でV争いリード
寺崎浩平とともに史上初の早期卒業を果たした117期新鋭。18連勝でS級特昇し、S級優勝もしている寺崎には多少差をつけられてはいるが、A級1、2班では力は断然。鋭いダッシュに加え、長い距離をもがける積極性と強地足が持ち味で、ここも有力なV候補だ。
小峰 烈 長野・39歳
強力な後輩との連係でV機つかむ
ややムラな面はあるものの、はまった時の破壊力は今開催でも屈指のものを持っている。1着か着外といったタイプで、車券は頭から買いたい選手だ。基本は自力だが、今回は同県の強力な後輩・菊池岳仁がいる。決勝に乗りさえすれば番手から久々の優勝も夢ではない。
齋藤 和伸 埼玉・38歳
近況やや低調も鋭い差し足に警戒
落車の影響もあって近況はやや低調ながら、それでも90点近い点数を残している元S級の実力者。数年前には肉体改造に着手し、10キロ以上体重を絞ったストイックさも光る。鋭い差し足は健在で、展開が向きさえすれば、十分に優勝戦線に食い込んでくる選手だ。
高橋 広大 埼玉・32歳
得意バンクで安定感を見せつける
とにかく大敗しないタイプで、3連対率は50%近い数字を誇る。直前の川崎も予選1着、準決1着、決勝4着と安定した走りを披露した。京王閣は走れば決勝は外さない得意バンク。今回も同県、あるいは地元勢との連係から、直線シャープに差し足を伸ばす。
山口 貴弘 栃木・42歳
公務に追われながらも成績は安定
支部長としての公務をこなしながらも、安定した成績を残している。A級に降格した今期は確実に決勝進出を決めており、3月の四日市ではまくって優勝。基本的には人に頼らず自分で局面を打開するタイプで、道中は前前に攻め、自分のタイミングで仕掛けて上位進出を狙う。
吉田 裕全 埼玉・35歳
レース勘を取り戻し狙い目は十分
徹底先行タイプではないものの、ダッシュを利かしたまくり、カマシは威力十分。S級経験も豊富なだけに、A級では一枚上といっていい存在だ。開催中止が続き久々だった前場所小倉でも楽々と決勝に進出しており、レース勘が戻った今回は絶好の狙い目といえそうだ。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。