京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2020/9/4~9/6 後閑信一名輪会杯&報知新聞社杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2020/8/25
シリーズ注目選手
岡本 大嗣 東京・40歳
3年ぶりホームS級戦で躍動
しぶとい差し足を駆使して、今年1月にS級復帰。ホームの京王閣では17年のG3以来、3年ぶりのS級戦出場となる。追走は堅実だけに、あとは目標と展開次第か。地元の利を生かし、点数以上の脚力で波乱を起こす。
坂井 洋 栃木・25歳
関東を担う次世代レーサー
8月のオールスターでG1初出場を果たした、関東を担う次世代レーサー。スピードは十分争覇級だ。そのオールスターは初戦で落車したが、諸橋愛のフレームを借りで挑んだ2走目でうれしいG1初星もマーク。期待の機動型に注目だ。
佐藤 龍二 神奈川・32歳
クレバーに立ち回る自在派
まくりに加え、厳しいヨコとともに、クレバーな立ち回りが信条の自在レーサー。また、1着を取ったときにバンクに響き渡る雄たけびと、1着ポーズがトレードマークでもある。京王閣バンクに「ヨッシャー!」が響き渡るか。
庄子 信弘 宮城・41歳
初S1を見据えて機動力発揮
チャレンジ陥落から自力型に転身し、S級まではい上がった下克上レーサー。5月の日本選手権は中止になったが、8月のオールスターで待望のG1初出場を果たした。今期は初のS級1班の期待もかかる。北結束でVダッシュを狙う。
末木 浩二 山梨・28歳
はまった時の先行力は争覇級
日大自転車部時代に個人3冠を成し遂げ、大学の先輩・小嶋敬二の記録を打ち破ったポテンシャルを秘める。ムラ足ではあるが、逃げてはまった時の先行力は争覇級。練習地として大学時代に汗を流した京王閣バンクで大駆けを狙う。
鈴木 謙太郎 茨城・35歳
次戦G2へ向け弾みつけるか
一時は自在へとシフトも示唆していたが、体調が良くなるにつれ自力戦が戻ってきた。気持ちで走るタイプで、成績上昇となれば波に乗ってきそう。次戦のG2共同通信社杯でビッグ戦線に復帰するだけに、今開催の優勝で弾みをつけたい。
田中 晴基 千葉・34歳
脚質転換に成功!光る差し足
追い込みに転身後、シャープな差し足を武器としている。オールスターは補欠から繰り上がり、大量落車を避けて準決まで進出する強運ぶりも発揮した。自転車には「デューク東郷」の名前も。ゴルゴ13よろしく、狙ったゴールは逃さない。
東 龍之介 神奈川・30歳
南関を率いるガッツマーカー
神奈川が誇る若きガッツマーカーの1人。おとこ気もあり、オールスターで決勝に進出した内藤秀久からも一目置かれている。落車の回復具合が気になるが、出場する以上は気持ちで走るタイプ。南関の機動型を徹底して援護する。
山賀 雅仁 千葉・38歳
地元G3の余力でV争いだ
関東地方を昨年襲った台風被害時に足こぎポンプで給油活動に貢献し、一躍時の人となった。一方、レースとなればまくり足を駆使して、コンスタントに決勝に進んでいる。地元G3に向けて仕上げた脚力の貯金で優勝を狙う。
渡邉 一成 福島・37歳
快速まくりで候補筆頭は不動
自転車トラック代表として夏季五輪に3大会連続出場するなど、長らく日本自転車界をけん引したG1・3冠の実力者。8月に37歳となったが、切れのいいまくりは衰え知らずだ。今開催は不動の優勝候補。快速まくりで完全Vを狙う。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。