京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2020/11/24~11/26 富士通フロンテックカップ&日刊スポーツ杯(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2020/11/17
シリーズ注目選手
武田 亮 東京・21歳
先行力を駆使して初Vと充実
前場所の伊東でA級1、2班戦初Vを決め、勢いを増して登場する。ダッシュ、スピード、末の粘りとそろい、2周先行も辞さない積極性は味方に頼もしく、別線には脅威になる。今節は地の利で援軍充実なら、初の連続Vといきたい。
樋口 開土 東京・24歳
地元エースとして責任を果たす
春先から決勝の常連になり、今年は直前の11月平塚まで4度の優勝。徹底先行から人気集中に伴い、まくりも使う万能タイプに変わって白星を重ねた。今節は来期初のS級行きをにらみ、内容のあるレースで地元エースの責任を果たす。
磯島 康祐 青森・28歳
カマシの威力と勝負強さ光る
冬季移動先の静岡で若手にもまれながら、脚力アップに努めている。仕掛けは遅くなったものの、狙い澄ましたカマシは威力十分。9月には青森、松戸と連続Vを飾り、勝負強さも光る。前場所から間隔が短く、レース勘も保っての臨戦となる。
牛山 貴広 茨城・39歳
復帰の地で再び存在アピール
昨年6月に左膝を手術。その後は交通事故に遭って約1年半のリハビリ生活を経て、今年8月に当所で復帰した。走るたびに踏み出しやレース勘を取り戻し、9月西武園で優勝するなど伸びが戻った。今節もS級点数キープへ集中する。
佐々木 悠葵 群馬・25歳
勢いに乗り三度目の正直なるか
後がかりの脚質を生かしたカマシ、まくりで来年1月のS級初昇格を決めた。直前に2場所続けて完全Vとノリノリ。過去2度、あと1勝で果たせなかった3場所連続の完全Vに、今節は三度目の正直とばかりに挑戦する。
高橋 雅之 千葉・38歳
S級定着へ切れ味を生かすぞ
コロナ禍による地区内あっせんでも、妥協しない位置取りから切れ味を発揮してきた。10月青森から3場所続けて優勝し、復帰が決まっている来期に続いて来々期もS級が濃厚になっている。余裕のあるさばきで南関ラインを束ねていく。
三澤 康人 宮城・35歳
5年半ぶりS級を見据え前進
このまま高い競走得点を維持すると、21年後期に5年半ぶりのS級復帰を果たせる。生まれは東京。大事な期末に、今節は準地元とばかりに気合も入る。踏み出しを強化し、北日本の機動型をガードする「用心棒」としての走りに注目したい。
増茂 るるこ 東京・28歳
1年ぶり優勝を地元で飾るか
ガールズ1期生としてデビュー9年目を迎え、そつない走りが目立っている。先行策が減った半面、後方になれば1度は先頭に立って展開を作り、まくり追い込みを決めている。今節は地の利を味方に昨年11月富山以来の優勝を狙う。
高橋 梨香 埼玉・40歳
好相性地で持ち味を出し切る
コロナ禍で開催中止が相次いだ時期はガールズを束ね、オークションなどでファンの思いをつなぎ留めた。活動もワイドなら、戦法もカマシ、まくり、追い込みとバラエティーに富む。16年12月に準Vなど好走が多い当所で存在感を示す。
永塚 祐子 神奈川・35歳
待望初Vを目指して機動力発揮
今節はGPトライアルの直後とあってビッグネームが不在。118期養成所1位、ルーキーシリーズ2場所で負けなしの有望株が、本格デビュー後の初Vに挑む。果敢でパワフルな仕掛けはナイターの重い走路も苦もなく克服するはずだ。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。