京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2020/12/3~12/5 潤徳会杯&報知新聞社杯(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2020/11/26
シリーズ注目選手
磯川 勝裕 東京・25歳
圧倒的先行力で勝ち星を量産
地元エースとしての期待がかかる。圧倒的な先行力を武器に、近況は勝ち星を量産。来期は初のS級昇格が決まっており、まさに今が旬の選手だ。ホームバンクは西武園だが、当地も練習、レースで慣れ親しんだ場所。同型を制して風を切り、今年2度目のVを決めるか。
寺沼 拓摩 東京・21歳
昇班後初優勝を目指して奮闘
地元の期待が大きい寺沼3兄弟(将彦、伊織、拓摩)の3番目。近況はメキメキ力をつけてきており、7月の2班昇班後も、クラスの壁を全く感じさせない走りを見せている。京王閣はホームで、日々兄たちと汗を流しているバンク。持ち前のスピードを生かし、そろそろ1、2班初優勝が欲しい。
春日 勇人 千葉・44歳
S級復帰の来期へ弾みつける
派手さはないものの、堅実な走りは車券の軸として最適だ。A級に降級した今期は、優勝こそないものの、11場所走って9場所で決勝進出というハイアベレージ。目標をしっかりガードしながら、直線でシャープな差し足を発揮している。S級復帰する来期に弾みをつける好走を期待したい。
幸田 光博 栃木・49歳
息子の成長が発奮材料になる
かつてのG1常連も近年はS級では苦戦を強いられていた。だが、舞台がA級に移ればまだまだ存在感は大きい。昨年デビューした息子の望夢が着実に力をつけ、S級昇格が見えてきたことも大きな発奮材料になっている。今開催も随所でいぶし銀の走りが見られそうだ。
佐藤 愼太郎 福島・42歳
A級では実力が明らかに上位
今期は約10年守ったS級の座から陥落した。A級では実力が明らかに上で、ここまで12場所走って決勝進出を外したのはわずかに3度。3連対率は6割の安定感だ。ヨコのさばきも確かだが、タテ足の切れが最大の持ち味。菅田和宏を目標に久々のVをもぎ取るか。
菅田 和宏 宮城・38歳
スピード生かしたまくり光る
A級に降級した今期は1着ラッシュを見せている。ここまで8場所で優勝5度。うち3場所で完全Vを飾っている。スピードを生かしたまくりが最大の武器だが、緩めばいつでも先行する積極性や、逆に位置を取っての鋭い差し足も持ち合わせる。来々期のS級復帰はほぼ確実ながら、ここも気持ちを緩めず攻める。
巴 直也 神奈川・32歳
南関連係で7度目のVを狙う
A級に降格した今年は、年明けこそペースの違いに戸惑っていたが、春先から強烈なまくりを武器に1着を積み重ねてきた。ここまで21勝を挙げ、優勝も6度。4月の当地決勝も3番手からの2角まくりで制している。南関で春日勇人や栗本尚宗らと連係しながら、7度目のVを目指す。
栗本 尚宗 千葉・26歳
南関の若大将として大暴れだ
今期に入って急激に力をつけており、練習仲間からも「今は栗本が一番強い」という声がよく聞かれる。展開によって先行、まくりを使い分け、流れ次第ではヨコの動きもいとわない。10月の地元松戸ではうれしい1、2班戦初優勝。今開催も南関の若大将として大暴れするか。
前川 大輔 福島・30歳
北日本の先頭で先行に徹する
自衛隊習志野空挺(くうてい)団出身の異色選手。デビューから徹底先行で売り出し、近況は初日特選クラスが相手でも逃げ切れるようになってきている。前場所いわき平でも予選、準決と果敢に風を切って1、2着に入っており、今開催も北日本の先頭としてレースを引っ張る。
高木 真備 東京・26歳
ガールズGPを見据えて勇躍
現在ガールズの賞金トップを快走中。直前のガールズGPトライアルこそ6着と悔し涙をのんだが、そこまでは破竹の21連勝と、手のつけられない強さだった。もちろん今後の最大目標は暮れのガールズGP。そこに向けて弾みをつける意味でも、地元で完全Vといきたい。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。