京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2020/8/14~8/16 富士通フロンテックカップ&スポーツニッポン杯(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2020/8/6
シリーズ注目選手
寺沼 将彦 東京・28歳
ホームでスピード強化の成果披露
弟の伊織と拓摩(ともに115期)の良き手本として奮闘が続く。課題のスピード強化に成功し、コロナ禍の中で3月静岡から6場所続けて決勝進出。逃げ一本ではなく、自在性に富んだ走りは信頼を呼ぶ。気合倍増でホーム戦に臨む。
磯島 康祐 青森・28歳
S級定着へ拠点を移して心機一転
S級とA級を往復するエレベーター生活から脱しようと力が入る。天候が穏やかな静岡に拠点を移し、乗り込みとスピードアップに余念がない。別線との位置争いにも慣れ、淡泊さが消えた。かつての北日本ホープが再び上昇を始めている。
梅原 大治 静岡・43歳
S級でのレース経験を今に生かす
昨年後期の半年間、初めてS級で戦った。格上とのレースでさばきやゴール前のコース取りなど学び、その経験を今に生かす。踏み出しで遅れず、目標の機動型をしっかりガードする光景がしばしば。南関の若手にとっては頼もしい存在だ。
佐藤 一伸 福島・33歳
不振から脱し光る安定感と自在足
昨年秋の不振で今期はA級に陥落したが、見事に立ち直った。7月は久々のA級戦に戸惑うことなく、青森と函館でそれぞれオール連対の優勝と準優勝。伸びや踏み出しは良く、自在性が光る。あらゆる展開に対応して主役の座を守る。
能代谷 元 神奈川・31歳
南関勢の束ね役としても期待十分
6月平塚の落車から2カ月ぶりに実戦に復帰する。春先は競走得点が90点を優に超えており、出走すればヨコへタテへ踏んでの活躍が望めそうだ。今節の南関勢は、機動型から追い込み型まで顔触れが充実。その束ね役としての期待もかかる。
松坂 侑亮 神奈川・22歳
先行力を磨いて直前完全Vの勢い
記念レーサーの兄洋平に追い付け、追い越せとばかり先行力を磨く。ライン決着をモットーに、度胸良く、早めに風を切る走りは南関勢からの好感度も大。直前に地元平塚で完全Vを飾り、勢いも自信も増して今節も大暴れする。
三浦 雄大 宮城・33歳
松浦悠士に刺激されて得点アップ
昨年の夏場に、同期で後にタイトルホルダーとなった松浦悠士から心構えを聞いて意識を変えた。追い込みを主とした走りから、逃げを辞さない自在戦で別線を揺さぶり、競走得点も大幅アップ。再び上位を目指す戦いぶりに注目したい。
中村 由香里 東京・39歳
勝負強さが戻ったガールズ1期生
ガールズ1期生として9年目を迎え、往年の勝負強さが戻った。直前の7月取手初日は、賞金ランク3位の石井貴子(千葉)の逃げをゴール前で差し切った。力みのないフォームで踏み出しもさえる。弾みをつけてホームバンクでの戦いを迎える。
尾崎 睦 神奈川・35歳
ダッシュ強化で先制&粘り込みも
ビーチバレー出身の実力者が、大好きな夏に調子を上げてきた。コロナ禍で中止が相次いだ4、5月にダッシュを強化し、先制して粘り込むケースが増えた。鋭いまくりと合わせ、組み立ての幅も広がるばかり。今節も主役の走りを見せる。
野本 怜菜 埼玉・22歳
女王撃破の舞台で攻め姿勢を貫く
当所ではデビュー3場所目に、児玉碧衣を相手に初Vを飾っている。験のいいバンクでパワーアップした姿を見せる。大金星を得た2年前との違いは、まくり勝負を狙わず、果敢に逃げて展開を作ること。超攻撃的な姿勢でレースを支配していく。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。