京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2020/11/02~11/04 ケイドリームス杯&スポニチ杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2020/10/27
シリーズ注目選手
川口 満宏 東京・53歳
9カ月ぶり白星で上昇気配
今開催のS級では唯一の地元選手。10月の宇都宮では一般戦ながら実に9カ月ぶりの白星を挙げ、調子も上昇気配だ。4月の京王閣では予選敗退に終わっただけに、今回の地元戦こそ、関東結束から勝ち上がりを目指す。
阿竹 智史 徳島・38歳
ポテンシャルはタイトル級
パワフルなまくりはもちろん、時に見せる先行策でも力強さを発揮する、四国を代表する自在型。ビッグレースでの度重なる落車がなければ、タイトルもあっさり取れる力は秘めている。昨年4月京王閣で決勝を逃した分も奮起する。
大塚 健一郎 大分・43歳
競輪祭出場を前に大暴れだ
九州が誇るマーカー。強烈なヨコでブロック、あるいは競り込むスタイルだけに、落車禍で不振にあえいでいた。ただ、今年最初で最後のG1となる小倉競輪祭出場を決め、モチベーションは高まるばかり。今開催も大暴れする。
小川 真太郎 徳島・28歳
思い出の地で8カ月ぶりVを
非凡なレースセンスが武器。「これまでまじめに練習していなかった」と一念発起して挑んだ寛仁親王牌では、自力で久々のG1準決進出を果たした。京王閣は2年前にデビュー100勝をマークした思い出の地。約8カ月ぶりのVを目指す。
嘉永 泰斗 熊本・22歳
特昇初戦で決勝進出の勢い
九州の次世代を担う新鋭レーサー。9月に3場所連続完全VでS級特昇を果たしたばかりだが、S級初戦の別府F1でいきなり決勝に進出。機動力は十分通用することを示した。強力な先行まくりで、京王閣バンクを席巻しそうだ。
小松崎 大地 福島・38歳
自慢の機動力に器用さ加わる
G1タイトルにも手が届きそうな北の大砲が登場する。野球で鍛えた強靱(きょうじん)な肉体と恵まれた体格で、先行、まくりを使い分ける。最近は番手で粘るなど器用さも増した印象。12年ヤンググランプリ3着だった京王閣で大駆けを決める。
鈴木 裕 千葉・35歳
減量効果が出て再ブレーク
12年日本選手権ファイナリストとしてブレーク。その後は低迷も続いたが、1年間取り組んできた減量効果と自在戦に磨きをかけ、今年の高松宮記念杯で再ブレークした。強気な位置取りは別線には脅威。好位からのまくりで一蹴だ。
武田 豊樹 茨城・46歳
落車が続くも近況は上り調子
G1・7冠&グランプリ制覇の名レーサー。ここ数年は落車に悩まされているが「最近は落車していないから調子は上がっている」と、SS復帰を虎視眈々(たんたん)と狙っている。京王閣では17年に400勝を達成。今年初Vなるか。
森田 優弥 埼玉・22歳
飛躍へのきっかけをつかむぞ
167センチと小柄ながら、力強い先行で関東をけん引する新鋭機動型。昨年ヤンググランプリ2着と将来が期待される。ビッグレースでは高い壁に阻まれている印象だが、きっかけひとつで大化けの予感。今開催も果敢に風を切る。
渡部 哲男 愛媛・40歳
堅実な追走と切れ味が光る
夏場に腰を痛めてから低迷が続いていたが、青森G3でようやく調子を取り戻してきた。堅実な追走技術とともに、切れのある差し足が最大の武器。今年最後のG1となる競輪祭前の貴重な開催だけに、優勝で大舞台へ弾みをつけたい。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。