京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2018/08/13~08/15 サテライト市原カップ&スポーツニッポン杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2018/08/10
シリーズ注目選手
岡田 征陽 東京・38歳
地元で久々の快走を見せるぞ
今年1月の落車などで近況は調子を崩しているが、地元戦の今シリーズは間違いなく気合が入るはず。唯一の1班でもあり決勝行きが最低のノルマになる。幸い、関東の強力機動型がそろっており、今開催は番手回りで久々に快走を見せられるか。
小原 唯志 茨城・35歳
S1クラスの脚力と勢い魅力
半年間のA級生活で白星を量産すると、今期初戦の小倉でいきなり完全V。前橋決勝こそブフリの脚力に屈したが、勝ち上がりは圧倒的なスピードを見せつけた。勝ちグセと自信を取り戻し、S1クラスの脚力を見せている。今開催のV候補の1人だ。
金ヶ江 勇気 佐賀・22歳
完全Vで波に乗る気鋭に注目
新鋭レーサーが京王閣に初登場する。甲子園出場経験のある元高校球児は、自慢のダッシュを武器に昨年末に2班への特別昇班を決めた。九州の未来を担う天才レーサーは、前場所富山で完全優勝。S級特昇へ、今開催で6連勝を狙う。
合志 正臣 熊本・41歳
復調を実感して闘志も戻った
復活の差し足に期待。昨年来相次ぐ落車で戦線離脱を余儀なくされてきたが、「レースを走るごとに少しずつ良くなってきた」と復調を実感していた。前橋準決では厳しいヨコの動きも見せ、闘志も取り戻してきた様子。タイトルホルダーの鋭脚復活なるか。
佐藤 友和 岩手・35歳
愛弟子に負けず存在感を示す
相次ぐけがで調子を落としていたが、今期初戦の青森F1で優勝し、復活の兆しを見せた。番手回りでは着実に1着を取っており、今開催は目標次第か。愛弟子で、113期卒業記念覇者の藤根俊貴からも刺激を受けているはず。存在感を示したい。
武井 大介 千葉・37歳
展開不問の差し足アピールだ
近況不振が続いていたが小倉最終日には奇襲の単騎先行を披露。タテ足健在を示した。「今年は1着が少ない」とこぼしていたが、小倉での走りで課題が見つかり、さらなる脚力アップが見込める。今開催は展開不問の差し足が見られるか。
藤木 裕 京都・34歳
縦横無尽の走りで再び輝きを
一時は追い込みへの転身を図ったが、再び自在に戻して成績が急上昇中。京都の自力として再び輝きを取り戻してきた。松戸G3の1予では巧みな運びで中団を奪ってからひとまくり。京王閣はオールスターで決勝まで進出した舞台。縦横無尽の走りに期待だ。
山形 一気 徳島・29歳
G1を見据えてタテ足さく裂
一時期ほどの派手さはないが、自在型として堅実な走りを見せている。同県の太田竜馬ら、四国の若手機動型の台頭が著しいだけに、そろそろG1戦線へ復帰したいところ。F1戦線ではタテ足を生かした走りで人気に応えたい。
山田 義彦 埼玉・32歳
地元勢とのタッグでV射程圏
先行まくりからヨコの技術を身に付け、攻め幅が広がってきた。特定疾患の重症筋無力症を抱えながらも結果を出す姿に胸を打たれるファンも多い。最近は番手回りも増えたが、展開が向いたときは堅実に結果を出している。地元東京勢とのタッグで優勝を狙う。
加倉 正義 福岡・47歳
衰え知らずの差し足で主役に
失格1回が響き今期はA級に陥落したが、さすがに格の違いを見せている。豊橋では完全V。A級とはいえ展開に左右されがちな追い込みでの3連勝は差し足が衰えていない証しだ。ベテランらしい巧みなハンドルさばきに注目したい。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。