京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2018/07/06~07/08 恩田繁雄杯&報知新聞社杯&TOKYO HEADLINE杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2018/06/30
シリーズ注目選手
朝倉 佳弘 東京・37歳
穴タイプも地元で主役候補に
地元のエースとして出場。今年3月の岸和田でデビュー14年目にして涙のS級初優勝を達成した。タイプとしては番手よりも3番手からしぶとく伸びてくる穴選手だが、今回ばかりは地元戦で主役として挑む。ホームバンクでのV取りなるか。
高橋 築 東京・26歳
地元の気鋭が果敢に攻め込む
今期S級初昇級を果たした109期生。ホームバンクで初めて赤いレーサーパンツをまとって挑む一戦だ。A級時代は先行で白星を量産。S級の流れに対応できるかが鍵だが、勝手知ったるバンクなら冷静に走れるはず。地元ファンの声援を糧に風を切る。
岩本 俊介 千葉・34歳
1班復帰初戦でVまくり一撃
本気のG1取りを目指して一念発起。中村浩士が主宰する「中村道場」へ足を運んだことをきっかけに快進撃が始まった。豪快なカマシ、まくりで白星をかっさらう選手。メンバーがそろった1班復帰初戦のシリーズでVまくりをさく裂させる。
小松崎 大地 福島・35歳
強力援護を得て持ち味を発揮
野球で鍛え上げた、恵まれた体格から繰り出されるパワー先行は迫力満点。ただ、構えてしまうと持ち味を発揮できないことも多い。今回のように佐藤慎太郎らがいて援護がしっかりしていれば地足をフルに発揮できるはず。逃げて今年初優勝をつかみ取る。
佐藤 慎太郎 福島・41歳
再び3連勝へ向け鋭脚さえる
ご存じ、北日本を代表する追い込み選手。堅実な仕事と鋭い差し足は健在で、最近では6月函館G3初日のレースがその好例だろう。当地では2年前のF1で完全優勝を決めている。シリーズリーダーとして今開催も3連勝を狙う。
鈴木 庸之 新潟・32歳
地元G3見据え試金石の一戦
鋭いまくりに加え、S班・諸橋愛仕込みの自在性も身につけた。現在は7月末に開催される地元弥彦G3へ向けて脚力アップに取り組んでいる段階。今期は2班で予選回りになるが、その分、力勝負を試す絶好の機会。縦横無尽の走りに注目したい。
中井 俊亮 奈良・25歳
同型そろうも迷わず先行勝負
競輪一家に育ち、高校時代から自転車を始め、S級でも積極先行で活躍中。身近にダービー王・三谷竜生がいるのも大いに刺激になっているはずだ。今後、近畿を引っ張っていくだけの器がある男。同型がそろった今開催も主導権は譲らない。
野口 裕史 千葉・35歳
ハンマー投げパワー生かすぞ
ハンマー投げ日本王者から転身したオールドルーキー。ハンマーからハンドルに持ち替え、パワーを存分に生かした機動力を発揮している。「精神的に落ち着けるように」なり、連勝街道を突っ走っている。S級に特昇しても即戦力だろう。
渡部 哲男 愛媛・38歳
若手にも負けず存在感アップ
シャープな差し足が魅力で、今年3月の地元松山で開催されたウィナーズC(G2)も2勝をマークし決勝まで進出した。若手機動型の台頭めざましい中四国で、ますますその存在感が大きくなっている。展開をうまくつかんで強襲劇が見られるか注目だ。
安部 達也 埼玉・40歳
今期降級も実力はS級レベル
A級戦のV候補の1人。高い競走得点が示すとおり、今期は失格のためA級降級となっただけ。直前のS級戦線でも、安定した差し足はもちろん、時にはまくりも放っていたほど。埼京の若手機動型をうまくリードして降級初戦Vを狙う。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。